元気な赤ちゃんと笑顔で対面するための5本の柱
2016年12月5日
こんにちは! 健康ナビゲーターの久保山誉です。近い将来ママになるあなたに役立つような、食と運動法をご提案していきます。よろしくお願いします。
私は、大学卒業後から18年間、ずっと健康産業に就いています。9歳と4歳の子どもは、2人とも元気だけが取り柄のやんちゃ娘&息子です。2人の子どもが、ここまで大きな病気をすることなく育ってくれた最大要因は、妻の健康力の高さにほかありません。
「健康力を高めるにはどうしたらよいのか?」
第1回目はそれについてお伝えします。
健康の3本柱からの卒業
①栄養②休養③運動の3本柱。これは皆さんご存じだと思います。厚生労働省が1978年の第一次国民健康づくり事業以来掲げている「健康の3本柱」です。
①においては「カロリーを控えてバランスのいい食事をしよう」「骨のためにカルシウムを積極的に摂ろう」「善玉菌を摂って腸を活性化しよう」「減塩で高血圧を予防しよう」といったことがいわれています。②においては「ストレス解消法を見つけよう」「質の良い睡眠を取ろう」、③においては「1日一万歩 歩こう」「週23エクササイズをしよう」といったことがいわれ、誰しも一度は聞いたことがあるものばかりでしょう。
しかし実際、日本の健康力は高まっているとはいえない状況です。ガン患者、メタボと診断される人、精神的に不安定な人、便秘・貧血・アレルギーに悩む人などが増え続けています。よって、現在掲げられている3本柱の中身を見直す、はたまた新たな柱を付け加えることが必要であると私は考えています。
元気な赤ちゃんをお腹に宿すための5本柱
3本柱の中身を見直すことは、次回以降に譲るとして、今回は新たに2本の柱を加えた5本の柱をご提案します。
①栄養:人を良くすると書いて「食」
②休養:「積極的休養」のすすめ
③運動:運を動かすと書いて「運動」
④息:自らの心を表すと書いて「息」
⑤心:感謝・謙虚・思いやりの「精神」
「息」は「呼吸」にもいいかえることができます。1日に何回呼吸をしているか、考えたことはありますか?
平均的に、成人で1日2万回といわれています。しかし、自らの心を表すのが呼吸ですから、焦ったり怒ったりすると速くなり、冷静に落ち着いている時間が長ければ遅くなります。
新たに加えた「息」と「心」は切っても切り離せないものなのです。
元気な赤ちゃんと笑顔で対面するためには、まずは赤ちゃんを宿す母親の健康力を高めていく必要があります。最良の情報を得て、腑に落ちたものだけを愚直に実践していくことが大切です。
次回からは、健康の5本柱を掘り下げていきます。
☆久保山 誉