子宮にやさしい! 布ナプキンの選び方
2017年2月16日
こんにちは。
美活・妊活専門スタジオ アクティブ☆チワワ 代表の露木由美です。
フィットネストレーナーとして、そして4人の子育てを通して約5,000人の方々の健康のお手伝いをしてきました。
以前、妊娠をしたいるなら、まずは生理を快適にしましょうというお話のなかで、布ナプキンの使用をおすすめしました。
とはいえ、布ナプキンを使ったことのない人は、どのように選べばよいかわからないと思います。
布ナプキンの選び方
経皮吸収率が高い性器に触れるものですから、できるだけよいものを選びたいですよね。
最近はおしゃれな街に布ナプキンの専門ショップなどがあり、購入しやすくなりました。
理想は、オーガニックのネルコットンのものです。
しかし1つがとても高く、セットで買うと15,000円から20,000円くらいしてしまうこともあります。
私は、オーガニックのネルコットンを買ってきて、3つの大きさに切り分け、周りをジグザグミシンで塗ってほつれないようにしたものを作りました。
これはプレーンタイプ、ハンカチタイプなどと呼ばれています。
布ナプキンの使い方
●プレーンタイプ
・2つ折り、3つ折り、場合によっては4つ折りにして使用
・防水ではないので、生理用ショーツを使用する
・大きさや厚さが様々なので、SとMを重ねるなど、大きさや厚さを使い分ける
・汚れ方が少ないときは汚れている部分を内側に折ってたたみ直し、汚れていない部分を上にしてナプキンが汚れるまで使うことが可能
・量が多い日など生理用ショーツを汚してしまいそうなときは、ホルダータイプを生理用ショーツにあらかじめセットしておく
・ショーツにとめていないので、トイレの時に便器に落とさないようにする注意が必要(医療用紙テープでナプキンを固定するのがおすすめ)
●ホルダータイプ
・ショーツを包むようにしてスナップで固定
・少ない日は単独使用でもよいが、枚数を必要とする。上にプレーンタイプのナプキンを重ねて使えば、経血の付いたプレーンタイプのところだけ交換するだけでよい
布ナプキンのお手入れ
1番簡単なのは、洗う→つけ置き→洗う→洗濯機→干す です。
汚れが落ちれば、洗濯機を使うは必要ありません。
ほとんどは洗うだけど落ちます。もし落ちない場合は、水またはぬるま湯(経血はお湯だと固まってしまう)につけ置き、あるいはアルカリウォッシュや重曹をいれてつけ置きすることで簡単に経血が落ちます。
外出時など、すぐに洗えないときはアルカリウォッシュを薄めたスプレーを数回かけておくと汚れが取りやすくなります。その後、厚手のチャック式のビニール袋に入れて持ち帰り、つけ置き、洗います。
つけ置きするときは、水を張った中にアルカリウォッシュまたは重曹を700ml~800mlに対して小さじ1程度入れ、布ナプキンを入れます。
アルカリウォッシュや重曹の量は、経血の量や汚れの落ち具合によって増減しましょう。
3時間~1日が目安です。
落ちにくい経血は、食生活を表しています。
動物性の食品が多くなっていないか、暴飲暴食になっていないかなど、食生活を振り返りましょう。
私は、布ナプキンを使い続けていたら、経血がナプキンにあまりつかず、トイレに行ったときに出るようになりました。それにより、布ナプキンの洗濯がとってもラクになります。
生理が快適になることは、女性として身体が整うということ。
妊娠しやすい身体づくりにもつながりますよ。
☆露木 由美