高齢出産ママが美しくなるエクササイズ(1) 骨盤を締める
2016年12月1日
こんにちは! 美骨盤トレーナーの岡橋優子です。
35歳以上で出産したママたちを、私は尊敬と愛情を込めて「レイトデビューママ(遅咲きママ)」と呼んでいます。
今回は、女性なら誰しも気になる「骨盤のゆるみ」を改善して、キュッと引き締まった腰回りをつくるエクササイズを紹介します。産後は特に骨盤の開きが原因で、体重が戻らなかったり、お腹がいつまでたっても妊娠7ヶ月状態…という人は多いはず。
レイトデビューママは妊娠前にすでに加齢による予兆があり(…ですよね)、そのうえに出産で拍車がかかります。気合入れていきましょう!
骨盤周りを絞るエクササイズ“Xツイスト”
①脚をクロスして立ちます。
②息を吐きながら、ウエストをひねります。
③3回腹式呼吸をします。
④両側3セットがおススメです。
骨盤を締めて、身体の不調を解消
「ウ~ムこれは効きそう!」と思ったら、頭でも整理しておきましょう。裏付けのない感覚的なエクササイズは、効果が出ないだけでなく時間の無駄です。「頭で納得、身体で説得」がエクササイズのポイントです。
まず、「締める」とはどのようなことでしょう? 骨盤を締めるには2つの見方があります。
①骨盤という箱のゆるみを改善する
②骨盤の周りの筋肉のゆるみを改善する
骨盤は寛骨・仙骨・尾骨といった骨が靭帯や軟骨組織でくっついている箱のようなものです。
①は多くの場合ホルモンや血流、加齢、外的ダメージが原因ですので、自分で行う運動で何とかできることは少ないかもしれません。
エクササイズで攻めるとしたら②が圧倒的に効果的。骨盤の周りには腹筋や背筋、太ももの筋肉といった大きな筋肉を含め、約80個の筋肉がついていて、これらが連携し合って骨盤を動かしています。ですから、どこかがゆるめば他の筋肉にも必ず連鎖するのです。
腰痛や膝の痛み、首の凝りなどの経験はありませんか。これは、腹筋が弱っているから。骨盤が身体を決めるといっても過言ではありません。
“Xツイスト”は、腹筋、背筋、内もも、殿筋といった主役級の筋肉を整え、骨盤の左右差も調整できます。まさにダブルタスク&ダブル効果で、時間も体力も少ないレイトデビューママにはぴったり。
毎日5分、1週間続けてみましょう。きっと、身体の変化を感じられると思います。
☆岡橋 優子