食が心と身体をつくる
2016年11月19日
ストレスがかかって、無意識にお腹が痛くなったり、くだしてしまったりという経験はありませんか?
脳が全身に指令を出していることは、皆さんもよく理解していることと思いますが、実は腸からも独立して指令を出しています。
最もよく伝え合う情報がストレスであり、ストレスがかかると、無意識にお腹が痛くなったり、くだしてしまったりという現象か起こるのも、腸と脳の連携によるものです。
この腸を最高の状態に保つことで、様々なストレスへの捉え方すら変えることが可能になります。今の自分の性格は、今まで食べてきたものでできた「腸」が大きく影響しているのです。
小難しく感じるかもしれませんが、今回お伝えする8の“食シフトポイント”を意識するだけで、自然と「腸」と「脳」が良好に保たれますよ。
【食のシフトポイント】
①普段の食事の40~50%をBio酵素豊富な食品を摂る。これは身体の消化酵素を浪費しないためです。
②加工食品・添加物・清涼飲料水などの摂り過ぎに気を付ける。体内酵素の浪費につながります。
③目覚めたばかりの朝食は、果物やジュース・スムージーなどを摂る。排泄が促されます。
④よく噛んで食べる。唾液に含まれる消化酵素が、事前消化をサポートしてくれます。
⑤水を1日に、1.5~2l摂る習慣をつける。
⑥食物繊維の摂取を増やし、腸内環境を整える。
⑦マーガリンやショートニングを使ったものは避ける。
⑧定期的な適切なファスティング(断食)を行う。身体をリフレッシュさせ、腸内環境を劇的に改善し脳内環境を整えます。
以上の8ポイントを意識するだけで、身体だけでなく心(メンタル)まで生まれ変わります。
どうですか? そう大変なことではないのではないでしょうか。
例えば、便秘がちな女性なら、朝食だけでも好きな果物2~3種類(柿・りんご・キウイなど)に葉物野菜(ほうれん草・小松菜・春菊など)1~2種類を入れて、ミキサーで400㏄分ほどスムージーにして摂ることで、質のよい糖質にビタミン、ミネラル、タンパク質、食物繊維、そして生きた水分、Bio酵素(生きた酵素)を豊富に身体に入れてあげることができます。
酵素が豊富な食品には、パイナップル、キウイ、マンゴー、パパイヤ、イチジク、メロン、梨、 南国系の果物や、アボカド、しょうが、大根、たまねぎ、セロリ、ピーマン、 パセリ、にんにく、パプリカなどがあります。
しょうが、たまねぎ、大根などをすりおろして 肉に漬けておくと、肉が軟らかくなります。これは、タンパク質分解酵素が豊富だからです。
パイナップル、キウイ、イチジク、青パパイアなどは特に強い酵素をもっています。
パイナップルを食べると口の中が荒れてしまうという経験をした方も多いかと思いますが、これは、パイナップルの持つブロメラインという酵素が口の中のタンパク質を消化しているためです。 ちなみに、キウイにはアクチニジンというタンパク質分解酵素、 イチジクにはフィジンというタンパク質分解酵素が含まれています。
そのほか、分解酵素を多く含む食品には次のようなものがあります。
<糖質分解酵素を多く含む食品>
キャベツ・じゃがいも・しょうが・パプリカ・パイナップル・梨・キウイなど
<タンパク質分解酵素を多く含む食品>
キャベツ・ほうれん草・ブロッコリー・ゴーヤ・にら・アボカド・りんご・プルーン・パイン・パパイヤ・キウイなど
<脂質分解酵素を多く含む食品>
大根・トマト・グレープフルーツ・セロリ・イチゴ・イチジクなど
できることからコツコツと。そのコツコツが、あなたと家族の心と身体をつくります。
次回は、食事から酵素を摂るための簡単レシピをお届けしようと思います。
☆TAMAYO