バランスを考えた動き
2017年10月3日
こんにちは。
パーソナルトレーナーの小山です。
先月、息子は無事に3歳を迎えることができました。
ここまでしっかりと息子を育ててくれた妻に感謝です。
そして、妻のご両親、私の両親にも感謝しています。
さて、今回は子育てに対して右も左も分からないパパ、ママを支えてくれる身近な存在の「じぃじとばぁば」についてです。
いつまでも必要な体力
年齢を重ねていくうえで衰えを感じる1つは「体力」です。
その体力を維持していくのに必要な要素には「運動」が思い浮かぶのではないでしょうか?
いわゆる「トレーニング」です。
若ければ体力もありいくらでも動けますが、年を重ねるとなかなか難しい時があるかと思います。
怪我の予防などを考え、より安全に効率的に動くことも考えていかなくてはいけません。
動くことは、必要だと思いますが「やり易い動き」「好きな動き」では使い過ぎにより関節などに偏りがでて体を痛めやすくなってしまいます。
運動にはバランスが大事
テレビや雑誌でも多くの運動が取りあげられています。
もちろん素晴らしい内容なものも多くあります。
しかし、その紹介されたものだけの動きでは人によって足りないことがあるのが現状だと思います。
運動で大事なことは「バランス」です。
上半身、下半身のバランス、左右のバランス、前後のバランスなど色々なバランスの見方があります。
その中でも私が大事にしているものは「3面」を意識した動きです。
トレーニングの考え方でも多く取り入れられているファンクショナルトレーニングの要素の1つでもあります。
3面の動きとは?
3面の動きの1つに「矢状面の動き」があります。
最もよく使われる動きで腕を振るなどの動きです。
例:
次に「前額面の動き」です。
この動きは腕を振ったり脚を横に振り上げたりするような動きです。
例:
最後に「水平面の動き」です。
これは身体を捻るような動きです。
例:
特に意識して欲しい動きは「前額面」の動きです。
理由は身体のバランスが崩れた時に人の身体は左右に揺れます。
この揺れがさらに大きくなると転倒などに繋がります。
その揺れに対して少しでも耐えることが身体の安定の為に必要だと考えています。
日頃からご自身の動きを観察していくことがバランス良い動きを手に入れていくことに繋がっていきます。
トレーニングの参考になれば嬉しいです。
☆小山 雅弘