家族と赤ちゃんのエクササイズ <あんよ期>
2017年10月2日
9~10ヶ月になるとつかまり立ちを始め、1歳ごろからは歩き始める子も増えてきます。
行動範囲が広がり、お出かけも楽しくなってくるころです。
また、少しずつ自我も芽生えてきて、意思をもって泣いたり怒ったりすることも出てくるでしょう。
幼児期の運動機能の発達は、脳にも影響を与えることがわかってきています。文部科学省から2012年に出された幼児期運動指針は、保育園や幼稚園では実施されています。
その前段階にある乳児期は、人間の基本となる動きを身に付けるための重要な期間です。
赤ちゃんが自然に身体を動かすために、家族と一緒に運動することをおすすめします。
また、この時期の赤ちゃんは、言語の習得につながる大切な時期でもあります。
家族や保育士さんなど、お世話をする人とのコミュニケーションに、赤ちゃんは刺激を受け、成長していきます。
ママと子どものエクササイズ つま先歩き
まだ歩くことが安定しない子も、ママと手をつなぐことで安心して歩けます。
ママはふくらはぎの筋肉を使うので脚が引き締まると同時に、腹圧をかけて引き上げるとウエストシェイプにも効果があります。
①ママつま先立ち、子どもは手を上にあげます。
②子どもが前に進むようにゆっくり歩きます
骨盤に左右差があるとつま先立ちは不安定になります。
右足と左足、母趾球(親指の付け根)、小指球(小指の付け根)、かかとに体重が均等に載っているかを確認しましょう。
パパと子どものエクササイズ かかと歩き
身体が硬くなりがちなパパは、かかと歩きをすることで、ふくらはぎが伸びます。
①パパはつま先を上げてかかとで立ち、子どもは手を上にあげます。
このとき、子どもと高さを合わせるために、パパは左右に足を開いて調整しましょう。
②子どもが前に進むようにゆっくり歩きます
じぃじ・ばぁばと子どものエクササイズ 後ろ歩き
じぃじ・ばぁばは、普段後ろ歩きをすることはないと思います。
通常の姿勢で、怪我をしないようにゆっくり後ろに歩きましょう。
お尻の筋肉、太もも裏の筋肉を使います。
膝への負担をかけないように、つま先から着地しましょう。
☆渡辺 みどり