産後の姿勢改善
2017年12月11日
こんにちは!
トレーナーの岩切です。
先月は、「産後の方の姿勢の崩れ」のお話をさせていただきました。
今月は、この状態からの脱し方、つまり「産後の姿勢改善」についてお話してみたいと思います。
先月もお話ししたように、妊娠中は「お腹が前方に移動し、腰の骨(脊柱の腰のあたり)が反っている状態です。
これは、「おなかの筋肉が長くなり緩んでいる&腰のあたりの筋肉が短くなって緊張している」のです。
では、どのような対応をすれば良いのでしょうか?
簡単に言うと、長く伸びている「おなかの筋肉」をもとの長さにしなければいけません。
つまり、筋肉を短くする作業をします。
それだけでなく、短くなっている「腰のあたりの筋肉」をもとの長さにしなければいけません。
・筋肉を縮めること=俗にいう筋力トレーニング
・筋肉を伸ばすこと=俗にいうストレッチ
つまり、トレーニングもストレッチもバランスよく行う必要があるということです。
まずは、おなかのトレーニングをしてみましょう。
①仰向けに寝転んだところから、膝を曲げます。
②腰が床から浮いていないかを確認しましょう。
③股関節を動かすように意識して、交互に足を動かしましょう。
この間、腰が浮かないようにして、身体は安定した状態を維持します。
ゆっくりと動かしてみてください。おなかに力が入るのがわかると思います。
④できるようになったら、手を「前にならえ」したり、足の位置を遠いところまで動かしてみてください。
どのエクササイズも腰が浮かないようにするのが絶対的なお願いです。
腰が浮くようであれば、すぐにやめましょう!腰痛が促進します。
次に腰のストレッチです。
この2つは動画でご紹介しています。
今年も最後の投稿になってしまいましたが、これから寒くなる上に忙しくなる時期です。
身体のコンディションを整えて、良い年をお迎えください!!
(TEXT/岩切 誠 LIVEonline編集部)
☆岩切 誠