子育てママの体操(5) くびれまわりをすっきり
2017年3月28日
OKJエアロビックファミリー 代表の上田泰子です。
毎日、子育てママと赤ちゃん・幼児さんとの親子フィットネスで週に700人の笑顔と体操しています。そんなママさんからの相談事や気になっている部分を緩めてあげられて好評いただいている体操を今月もご紹介いたしますね。
腰のくびれ、ありますか?
くびれとは? 女性には心躍るキーワードですよね。
辞書で調べてみると…くびれとは物が一部分だけへこんでいることなどを指す言葉である。動詞適用法は「くびれる」。
また、人間の腰部分の正面から見て両側のへこんだ状態も「腰のくびれ」と呼び、単に「くびれ」と呼んで「腰のくびれ」を指すことも多い。
などと表記されております。私たちは、この腰のくびれの方に大いに関心が膨らみますね!
この「腰のくびれ」は、肋骨と骨盤のあいだにあります。
今回は、このろっ骨周りにくっつくなど、関係の深い、脊柱・肩甲骨・骨盤をゆるーっと動かしてみましょう。
肋骨は左右12本の骨(稀に13本の方もいるらしいですよ!)で、まるで鳥かごのようなドーム型をしています。
ちなみにそのドーム型の底にあたるのが横隔膜。そして、その下の5本の肋骨周りは非常に可動性が高く、体操により動いていくんです!
肋骨は、心臓や肺を囲んでいる大事な臓器の守り役! ゆるーっと大切に動かして穏やかでゆとりある呼吸や、背骨の1つひとつに嬉しいゆとりをつくっていきましょう。
肩まわりや腰まわりにも嬉しいゆとりが生まれると思いますよ。
腰まわりのストレッチ
ポイントは、今の自分よりも遠くに遠くに意識を運んで! 背伸びするようなつもりでどうぞ。
*膝や肩など気になる方は、ご自分に合うスタイルを見つけてみてくださいね。
ストレッチは、筋肉を伸ばすので、ある意味緊張をもたらします。そのポジションからほどいたときに、「あ~緩んでる~」と感じられるとOKです。
今回もふ~~と息を吐きながら、時間は、30秒くらいからスタートしてはいかがでしょう。
どちらも自分にインタビューする様に身体の様子を感じ取って、ご自分のスイートスポットを探すようにタイルを少しずつ動かしてみましょう。
背骨・背骨・肩甲骨とともに肋骨まわりがゆる~っと動いていきます。
産後はホルモンの影響で色々な関節がゆるくなっているママさんが多いので、十分様子をうかがいながら行ってくださいね。
①長座の姿勢から。片側の足を写真の様にクロスさせます。
②背伸びをしながら捻ります。
③鼻の頭からリードして、肩を連れて行ってあげる感じでどうぞ! 視線は、やや上がよいでしょう。
①の姿勢で正面を向いて下の脚を曲げます。
②上側の脚の方の手を床について、反対の腕でアーチを作るように背伸びします。
② 肋骨と骨盤の距離がすこーーしずつ離れていく感じを楽しんでください。
応用編
① 前の姿勢で、頭の後ろで手を組みます。
② 斜め上を眺めながらダラーーんと片側に脱力します。
③ さらに骨盤と肋骨の距離が生まれるのを感じてみてください!
どうですか?その時によって、右と左もそれぞれ違う感じがあるのではないでしょうか?
生活の中で気軽に取り組んでみてくださいね。
桜も楽しめる頃になりました。心と身体を緩めて、素敵な新年春を迎えましょうね!
☆上田 泰子