花粉症の症状を和らげるアロマ
2017年3月25日
少しずつ暖かくなることにほっとする反面、花粉症の人には、つらい季節が続きますね。
鼻づまり、炎症などの症状を和らげるアロマ
今や日本人の1/4以上といわれる花粉症。
ドラッグストアには症状を抑える様々な薬が並んでいます。
薬を飲んで、症状を抑えている人もたくさんいるでしょう。
でも、妊娠中や授乳中、また眠気をもよおさないために、できるだけ薬を服用したくないと思っている人もいるのではないでしょうか。
そのような人は鼻のグズグズを少しでも和らげることができると助かりますよね。
そんな人におすすめしたいのが、アロマの力を借りること。
残念ながら、アロマで花粉症を治すことはできません。でも、少し鼻の通りをよくしたり、炎症を和らげたりすることができます。
炎症を抑え、鼻の通りをすーっとさせる効果があるといわれているのが、ティートリー。
海外では、万能薬としてティートリーを水に入れてうがいをすることもあります。
また、鼻づまりや痰のつまりを和らげたいときにはローズマリーも効果的です。
ユーカリにも抗ウイルス作用があり、のどの炎症や鼻づまりを和らげる効果があります。
アロマオイルをマスクにつけて症状を緩和
アロマスプレーの作り方
①ティートリー、ローズマリー、ユーカリなどの精油を、無水エタノール20mlに2~3滴ずつ入れて、よく混ぜます。
鼻に近いので、あまり強すぎないように気をつけながら、好みの香りをつくりましょう。
②それを80ml程度の蒸留水で薄めます。
③スプレーボトルに入れて、マスクにシュッシュとかけます。
内側にかける場合はアルコールで皮膚が炎症を起こしてしまうこともあるので、少し置いて水分をとばしてから付けましょう。時間がないときには、外側にかけることをおすすめします。
また最近では、使い捨てマスクを収納するマスクポーチも市販されているので、マスクと一緒に精油を2~3滴おとしたティッシュを入れておくと手軽にアロママスクを取り入れられます。
直接マスクに精油を付けると香りが強くなりすぎますのでご注意ください。
幼児や高血圧などの持病がある場合は控えてください。
アルコールは時間が経つと揮発するので、数時間おきにかけると効果があるでしょう。
アロマはあくまでも、症状を緩和するもので治るものではありません。
花粉症を治すためには、食生活に気をつけて腸内環境を整えること、ストレスをできるだけ少なくすること、規則正しい生活を送ることが大切です。
☆横山 亜希