父子の自転車旅で、体力と自信をつける
2017年8月21日
夏休みも残り少なくなってきました。
親子で夏の思い出はつくれましたか。
熱中症に注意して、父子で自転車旅へ
せっかくの長期休みですから、親子の時間を楽しむのもよいでしょう。
私は、夏休みになると、子どもと自転車の旅(日帰りでは片道20~50㎞程度。1泊で行くときは100km程度)を毎年していました。
小学校1年生から始め、小学生の間、少しずつ距離を伸ばしながら続けました。
夏の遊びのときに気を付けるのは、熱中症です。
熱中症にならない程度に給水は必須ですが、だからといって休憩ばかりにならないよう、次の目標となるポイントを決めながら走ります。目安として2時間の運動で必要な水分量は「体重×2%」です(30kgであれば、600ml)。
給水のペースは人により異なりますが、熱中症にならないために注意するポイントは、顔が赤くないか、目に力があるかです。
汗をかきにくい子の場合、熱が身体にこもってしまいます。顔が赤くなり始めたら、しっかり給水し、少し休みましょう。
また、顔を見て目に力がないときには注意しましょう。
飲料は、冷たいもので構いません。
よく常温が良いという説もありますが、夏場に水を飲むことは身体を冷やす意味合いもあります。
水よりもスポーツドリンクのような電解質のものが九州の面からもオススメです。
薄めたスポーツドリンクは、水分だけでなくナトリウムも補給でき、飲みやすいためオススメです。
身体への負担が少なく、達成感を得られる
自転車旅のよいところは、達成感を得られることです。
歩いたり走ったりして、数十㎞を進むことは難しいですが、自転車であれば無理なく行くことができます。
膝への負担も少なく、事前に特別なトレーニングをしなくてもある程度は進むことができます。
子どもも、目的地に着くころにはへとへとになっていますが、「こんなに遠くまで行けた!」という自信になっているようです。
帰りはギアを上げたり、目標時間を決めたりと自分なりに目標を決めるという経験もできます。
普段運動をしていないお父さんであれば、自分自身もよい運動になるでしょう。
日常的に父と子が過ごす時間は多くありませんが、この毎年のイベントは息子の成長を感じるよい機会でもありました。
子どもたちは、要所要所で写真を撮りながらエピソードを書くことで、夏休みの自由研究にもしています。
夏休みに何もしていないという方、父と子でぜひ挑戦してみてください。
もう休みが終わってしまった方は、秋になって、少し涼しくなってからでもよいかもしれません。
よい思い出と、子どもの自信につながるかもしれません。
☆高島 友幸