ベビー&キッズリフレクソロジー 足裏から心も体も元気いっぱいに
2016年10月12日
リフレクソロジーってなぁに?
リフレクソロジーを日本語に訳すと『反射療法』という意味で、はるか昔から行われてきた自然療法のうちのひとつです。足の裏には身体全体を映し出している『反射区』があると考えます。その反射区を優しく刺激することで、とても深いリラクゼーション効果が得られるだけなく、その反射区に対応する各器官や臓器の働きが活発になり、体調が整っていきます。
リフレクソロジーの素敵な効果
リフレクソロジーをうけると、体内ではどんな変化が起こるのでしょうか?
リラックスしているときや笑っているとき、脳では幸福感を感じるβ-エンドルフィンや、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンなどの神経伝達物質が分泌されます。脳内の神経伝達物質が増えることで、心がゆったりと落ちつくだけでなく、自律神経のバランスが整って、体内リズム、体温調節、消化など体全体の機能が向上します。
自律神経を整える
私たちが生きていくうえで、とても大事な働きをするのが自律神経です。心臓や胃などの内臓を動かしたり、睡眠などの調整を行っています。自律神経の中の交感神経は、運動したり、緊張や興奮した時に優位になり、副交感神経はリラックスしたとき、幸せを感じた時に優位になります。心が「幸せ」「気持ち良い」と感じると、体内の副交感神経が働きにより、末梢血管が広がり、血圧が下がったりします。血行が良くなるので、身体全体がポカポカと温まり、老廃物と呼ばれる体内のゴミが排出されやすくなります。その結果、だんだんと病気に負けない身体へ、もしも病気になったとしても、自分自身で回復へ向かわせる、免疫力や自然治癒力が高まります。
ベビー・キッズリフレクソロジーのやり方
セラピストのように、特別な技術がなくても、反射区がわからなくとも大丈夫です。ママの親指の腹を使って、足裏全体を優しく包み込んで刺激します。(強さの目安:ご自身の耳たぶを軽くはさんで、気持ち良いと感じるくらいの圧)この時、ママの手は温めておいてくださいね。身体が元気になるだけでなく肌と肌とのふれあいで、親子の心の絆もどんどん深まっていきます。
☆加藤 香