ラーン&テイク(Learn & Take)
2016.03.05 土 オリジナル連載ぼくがとても注目していて日本にも出現してほしいと思いつつカルチャーの違いもあり成し遂げられていない北米圏で順調に成長しているビジネスモデルにメイク&テイク(Make&Take)スタイルがあります。
このメイク&テイクはつくって持って行くという意味です。
何がテーマかというと忙しいワーキングマザーが家族とのディナーの時間を十二分に確保するために1−2週間分の栄養バランスの良い美味しい料理を食材調達からレシピ考案そして調理サポートをしてくれて冷凍保存して持ち帰れる設備のあるキッチンスタジオサービスです。
DREAM DINNERS
https://dreamdinners.com/main.php
このビジネスモデルそのものの日本における可能性も追求していきたいところですがあるパーソナルトレーナーをこの事例を材料にディスカッションしていたときにこのメイク&テイクのフレームを健康消費生活者にとっての健康行動計画づくりに応用できないか?という話になり二人で考案したのがラーン&テイク(Learn & Take )です。
自分にとって望ましい健康行動のあり方を学ぶサポートしてそれを日々実践の場に持ち帰ってもらうという構造です。
ダイエット計画の詳細化。例えば自分のコンディション状態の詳細チェックから目標体重の設定と食事計画と運動計画の狙いと注意ポイントなどもしっかりをプランニングして自分生活での実践し、サポートしていくイメージです。
テーマを整理して有期性を持たせたプロジェクトサービスにしてもいいかもしれませんね!
- ダイエット3ヶ月プラン
- コンディショニング半年ドライブ
- マラソン大会前半年トレーニング
健康サービスの満足価値は人的介入場面が必須です。
対面かどうかは別にして人が寄り添うサービスにしかきっと健康消費生活者はお金を払いません。
そう考えるとこのラーン&テイクは健康サービス事業にとってのマネタイズメソッドでとしての可能性もあると思うのです。いかがですか?
貴社のサービスでこのラーン&テイクはつくれそうですか?
【バックナンバー】
第2回 オープンイノベーションの時代-ヘルスケア事業に必要な5つの視点
第4回 チェック&ソリューション ヘルスケアサービスの基本型
第6回 ピア&トゥギャザー アウトカムへの行動継続のフレームデザイン
第10回 健康サービスとオープン化
>>>Write by Kohei Okawa
大川 耕平
1960年7月18日 東京生まれ 慶応義塾大学法学部政治学科卒。健康&ウェルネス業界における新事業開発から人材育成、ナレッジ強化、ビジネスマッチングサポートを展開中。1999年創刊の健康ビジネス情報メールマガジンHBW(ヘルスビズウォッチ)の読者は約1000社のビジネスユーザ中心。読者とのミーティングセッションに力を入れている。
・HBW(ヘルスビズウォッチ)発行人
・プロジェクト・マネジメントスペシャリスト
ブログ「健康ビジネスプロジェクトの現場から」http://ameblo.jp/projectgenki/
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