ピア&トゥギャザー アウトカムへの行動継続のフレームデザイン
2015.08.07 金 オリジナル連載これまで、チェック&ソリューション、チョイス&チェンジという健康行動の起点づくりのサービスフレームの次に価値を持つ重要な選択支援サービスプロセスを説明しました。
健康・ウェルネスビジネスにとって顧客の健康行動継続支援をいかに推進して行くのか?が極めて重要になります。
そのひとつのカタチがピア&トゥギャザー(Peer&Together)です。
→自分の目標に対して現状ポジションの明確化から目標アプローチルートの提示
→アプローチルートの提示と行動着手への具体化サポート
ここまでが前回までの説明でしたね。
ピア&トゥギャザーは同じテーマの健康行動継続の仲間づくりとその継続支援メソッドといっていいと思います。提供しているサービスのユーザーコミュニティを構築し、人的介入をきちんと入れながらリレーションしていきます。
“同じ課題テーマのコミュニティをデザイン構築します”
“同じテーマでのソリューション体験を持つ寄り添い人を配置します”
“プロセス体験のシェア環境をドライブします”
同じ健康ウェルネス課題を持った仲間と日々の健康行動をフィードバック共有しながらお互いを励ます関係性を継続して行くというプロセスデザインです。
このピア&トゥギャザーのプロセスデザインが健康ウェルネスサービスビジネスにとってのスケールアップの鍵を握ります。
持続的関係性をどうデザインしていくか?の中に新たなマネタイズポイントがあることは明白です。
□毎年定期的なチェック&ソリューション
□定例イベントの企画運営
□定例イベントのプレイベント・アフターイベント
□特定テーマの掘り下げアプローチ
健康ウエルネスサービスビジネスの醍醐味はLTV(顧客生涯価値)にあると思います。
健康改善=顧客成長プロセスに寄り添う発想が基本です。
ここの構造・メカニズムを理解すればスケールアップも可能です。
●チェック&ソリューション
●チョイス&チェンジ
●ピア&トゥギャザー
この3つの型をフル活用して日本の健康ウェルネスビジネスを盛り上げたいですね!!!
【バックナンバー】
第2回 オープンイノベーションの時代-ヘルスケア事業に必要な5つの視点
第4回 チェック&ソリューション ヘルスケアサービスの基本型
>>>Write by Kohei Okawa
大川 耕平
1960年7月18日 東京生まれ 慶応義塾大学法学部政治学科卒。健康&ウェルネス業界における新事業開発から人材育成、ナレッジ強化、ビジネスマッチングサポートを展開中。1999年創刊の健康ビジネス情報メールマガジンHBW(ヘルスビズウォッチ)の読者は約1000社のビジネスユーザ中心。読者とのミーティングセッションに力を入れている。
・HBW(ヘルスビズウォッチ)発行人
・プロジェクト・マネジメントスペシャリスト
ブログ「健康ビジネスプロジェクトの現場から」http://ameblo.jp/projectgenki/
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