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2020.03.26 木

【リクルートマガジン】#8 株式会社Real Style 田中 辰彦さん

トレーナー・インストラクター’s Style

フィットネスクラブの店舗責任者である、マネージャーや支配人の仕事はスタッフの育成、入退会や予算の管理、施設品質の管理など多岐に渡る。彼・彼女らはどのような道を辿り、何を目指しているのだろうか。入社のきっかけやこれまでの苦労、仕事の楽しさ、今後の目標について聞いた。マネージャーや支配人の想いを知ることは、今後のビジョンを描くうえでの参考になるだろう。

#8 株式会社Real Style 田中 辰彦さん
若い会社で、風通しのよい社風 思い切り挑戦したい人に最適の環境を整備したい

【お話を訊いた方】

株式会社Real Style

リアルスタイルVIPパーソナル チーフマネージャー

田中 辰彦さん

1983年佐賀県生まれ。和歌山大学経済学部卒。2015年株式会社リアルスタイルに入社。トレーニング歴16年、パワーリフティング大会で優勝経験をもつ。

自分の身体づくりを機にトレーナーの道へすすむ

大学時代は空手道場に通い、指導員にまで昇りつめた田中さん。そこで出会ったあるボディビルダーの影響で、トレーニングに励むようになる。大学卒業後はいったん家業を継ぐが、状況が落ち着いたため、和歌山県にある高齢者運動指導施設に就職した。その間もトレーニングは続けており、そのとき愛飲していたのがモンドセレクション4年連続最高金賞受賞や、多くのアスリートに愛されている株式会社RealStyle(以下、リアルスタイル)の「ビーレジェンドプロテイン」だった。そんなとき、「リアルスタイルフィットネスクラブ」がオープンに際しトレーナーを募集することを知り、田中さんは思い切って応募。2015年にリアルスタイルに入社した。現在もトレーナーとして活躍しながら、週5~6回のトレーニングを欠かさず、ベンチプレス175kg、スクワット235kgと驚異的なパワーを誇っている。

チャレンジングな社風が若く勢いのある社員を育む

リアルスタイルについて「会社全体が若くて勢いがあり、非常に風通しがよく動きの早い会社です。チャレンジングな社風で、現在企画中の新分野も若いスタッフが中心になって取り組んでいます。責任をもって提案する意欲があれば、年齢や社歴に関係なく実現への道が開けています」と語る田中さん。自身も現在は、フィットネス部門のチーフマネージャーとして、4店舗および16人のスタッフを統括管理するとともに、新規分野への進出に取り組んでいる最中だ。パワーリフティング大会やボディビルなど大会へのチャレンジと入賞経験は、同社の技術のアピールや、主力事業であるサプリメントの宣伝にもプラスになるため、スタッフにも挑戦を奨励している。

高品質のサービス提供が鍵
人材の確保と育成がすべて

リアルスタイルの社員はすべて総合職採用だ。一般的にパーソナルトレーナーは歩合制となり、不安定な条件による労働環境が多かったところ、同社のように総合職としての採用は安心して仕事に励め、生活に安定感をもたらす。なお、最近はスタッフのいない24時間施設なども増えているが、「リアルスタイルVIPパーソナル」では、トレーナーがマンツーマンで指導を行う。その分、価格はやや高めだが、オーダーメイドの指導を受けたいお客さまなどから選ばれている。今後もそのニーズに対応していくためには質の高いサービスを提供できる人材が必要となるため、田中さんは「人材の育成と店舗の拡大が私の重要な使命です。当社では、大会に出場するレベルの社員でも、研修に半年から長い者だと1年かけます。質にこだわり、他社との差別化を明確にするため人材育成には特に力を入れています」と、目標を力強く語った。のびのびと取り組める環境のなかで、田中さんは自身もトレーニングに励みながら、その経験をスタッフ、またよりよい指導に活かしていく。

学生へのメッセージ

「この業界で働くには、人間としての基本である挨拶や笑顔など、生活面がきちんとしていることが大切です。また、接客業ですから、コミュニケーション能力が重要であり、テクニックや理論だけでなく、お客さまの身体に寄り添って一緒につくり上げていける人が必要です。そうして人に喜んでもらうことをやりがいに変えられる人に適していると思います。そのなかで、当社は若くしてリーダーを目指したい方、新しい分野にチャレンジしたい方、やりがいを求めている方には、フィットする最適な職場だと思います。」

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