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2020.03.26 木

【リクルートマガジン】#7 アイレクススポーツライフ株式会社 木村 雄汰さん

トレーナー・インストラクター’s Style

フィットネスクラブの店舗責任者である、マネージャーや支配人の仕事はスタッフの育成、入退会や予算の管理、施設品質の管理など多岐に渡る。彼・彼女らはどのような道を辿り、何を目指しているのだろうか。入社のきっかけやこれまでの苦労、仕事の楽しさ、今後の目標について聞いた。マネージャーや支配人の想いを知ることは、今後のビジョンを描くうえでの参考になるだろう。

#7 アイレクススポーツライフ株式会社 木村 雄汰さん
多くの人が健康になる提案をできるようスタッフを教育する

【お話を訊いた方】

アイレクススポーツライフ株式会社

アイレクス スポーツクラブ春日井 支配人

木村 雄汰さん

1993年愛知県生まれ。中学・高校とソフトテニス部に所属。愛知淑徳大学健康医療科学学部在学中より、スポーツクラブでアルバイト。2016年アイレクススポーツライフ株式会社にアルバイトとして入社。アイレクス・ザ・クラブ名駅でパーソナルトレーナーを務めた後、社員に昇格し豊田店へ。2019年10月より現職。

多岐に渡る支配人の仕事視野を広げることが必要

アイレクススポーツクラブ春日井で支配人を務める木村雄汰さん。現在は入退会の管理や販促施策を考えることなどが主な仕事となるが、ジムでの接客やパーソナルトレーニングで現場に出ることも大事にしている。木村さんは、高校時代に部活引退後「身体を動かしたい」とスポーツクラブに入会したことをきっかけに、トレーナーという仕事を知って憧れるようになった。

「目の前のお客さまに真剣に向き合っているところがかっこいいと思い、自分もトレーナーを目指したいと考えるようになりました」

そして、大学入学後はすぐにスポーツクラブでアルバイトを始めた。ジムやフロントで接客し、スポーツアパレルのアルバイトも経験。大学卒業後、在学中からアルバイトを始めたゴルフスクールで社員として働いたが、トレーナーの仕事をしたいと、アイレクス・ザ・クラブでトレーナーとしてアルバイトを始めた。

「施設に高級感があるところに魅力を感じました。働き始めてからは、お客さまを大切にして、接客に力を入れているところに惹かれ社員になりました」

決定権をもちお客さまのために行動

昨年10月、初めて支配人になると同時に、豊田店から春日井店へ異動、さらにクラブが24時間営業となり、業務内容はがらりと変わった。事務的な仕事や本社との関わりが増える一方、スタッフとの関係構築やお客さまのとの関わりを深めていくことも不可欠だ。トレーナーとしての仕事も行っており、業務内容は多岐に渡る。

「クラブ全体を見て、スタッフを育成しながら仕事を割り振っていくことが必要です。視野を広くもたなければなりません。仕事の幅が広いため自分自身の時間管理に苦労しています」

責任が大きくなると同時に、自身の裁量による決定権があることにやりがいを感じている。

「これまでは『もっとこうだったらよいのに』と思うことがあっても、実行できないこともありました。今では、例えば店舗の販促やお客さま対応など私が決められます。目の前のお客さまのためにできることを自分なりに考えて実行できることは嬉しいです」

日常的に大切にしているのはスタッフとの雑談。定期的なミーティング以外の部分でこそ人柄がわかると木村さんは考えている。

スタッフを育成しより多くの人を健康に

まずは支配人として会員数を増やして運営を安定させることが目標だ。そのために接客の質を高めて、お客さまが安心して通い続けられるクラブづくりをしたいと考えている。以前はトレーナーとして独立したいと考えていたが、「自分1人では見られる人が限られる」とスポーツクラブの一員として多くの人に関わりたいと思うようになった。

「スタッフ教育をする立場になって、トレーナーの質を高めていくことが目標です。同時に、当社が力をいれているおもてなし教育もさらに向上させていきたいです。そして、多くの人が健康になるための方法をご提案していきたいと思います」

学生へのメッセージ

「フィットネス業界の仕事は、現場でのトレーニング指導の仕事とマネジメントの仕事の両立が必要になります。今自分にできる、トレーナーやマネジメントの勉強をしっかりやってほしいと思います。フィットネスクラブに魅力を感じている人は接客が好きな人が多いと思います。仕事を始めると大変なこともありますが、いつも原点に立ち戻り、お客さまを笑顔にするために何ができるかを考えるとやりがいになり、楽しく働けるのではないかと思います。フィットネスクラブの仕事は、お客さまに喜んでもらえる素晴らしい仕事です。」

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