だから私たちフィットネス業界に就職しました!
フィットネスクラブの現場で活躍する若手社員がこの業界を選んだ理由とは?業界を代表する企業の先輩社員に、入社してからの仕事の流れや働きがいを訊いた。
【お話を訊いた方】
株式会社ボディコープ
アカデミー課
藤野 沙紀さん
1994年福岡県生まれ。西南女学院大学栄養学科卒。学生時代はバレーボールに打ち込む。2017年4月に入社し、ピラティス&ヨガスタジオ リアン 香住ケ丘店配属。2018年6月より現職。
大学2年生の時に友人の紹介で始めたフィットネスクラブでのアルバイト経験をきっかけに、密なコミュニケーションが取れるこの業界の仕事に魅力を感じていました。アルバイト時代から知っていたヨガを母の紹介で体験したときに、身体を動かすだけでなく心も動かすことができるヨガの本質に魅了され、ヨガの良さを広げていく仕事に就きたい思い、就職活動よりも資格取得に時間を割いたことは大きな決断でした。ボディコープに入社を決めたのは、少人数制のレッスンでお客さま一人ひとりと向き合いながらヨガを伝えることができるという点です。大人数では一人ひとりの細部までフォローしきれない部分も、少人数だと個人の悩みや課題に寄り添った指導ができると思います。入社後は、自分が学んだヨガの良さを個人に合わせて様々な言葉でお伝えしています。
3年目となる現在は、インストラクターとして週5本のレッスンを指導しながら本社でヨガ養成コースの運営サポートを担当しています。レッスンでは、お客さまへヨガを伝えていくなかで「肩こりがなくなった」「冷えが解消して身体がポカポカしている」「イライラしなくなった」などの言葉や嬉しそうな笑顔が見られることが何よりも幸せです。またレッスン指導ではお客さまから学ぶことも多く、自分自身の指導を見直すきっかけになるなど日々成長に繋がっていると感じています。養成コースの運営サポートでは、体験会や養成コースが始まる前の準備、養成生のサポートなど、講師とのやり取りをしながらヨガ養成コースがより良いものになる為に日々努力しています。業務の中では、ヨガの良さをどのように養成生に伝えたらいいか悩む場面も多くありますが、自分事のように親身になって聞いてくれる先輩や同期がいるので、何事も前向きに取り組むことができています。
2020年2月からは、初めて養成コースの講師として一部セクションの指導を担当することになりました。初めての挑戦で緊張していますが、多くの参加者に自分が学んだヨガの良さを共有できるように準備を進めています。養成コース開催中は養成生との関わりが多くなるので、自分の養成時代を思い出しながら、養成生が困っていることをアドバイスできることにも面白さを感じています。今後は、講師を担当するにあたってより多くの知識と経験を身に付け、自分自身の学びをお客さまや養成生、そして会社へ還元していきたいと思います。