だから私たちフィットネス業界に就職しました！
フィットネスクラブの現場で活躍する若手社員がこの業界を選んだ理由とは？業界を代表する企業の先輩社員に、入社してからの仕事の流れや働きがいを訊いた。
【お話を訊いた方】
株式会社fan’s
fan’s 南流山・おおたかの森
鷭 力気博さん
1997年東京都生まれ。東京リゾート＆スポーツ専門学校スポーツトレーナー科卒。学生時代は野球に打ち込む。KAATSUJAPAN認定加圧トレーニングインストラクター。2016年4月入社、現職。
野球一筋の学生時代を過ごすなかで、選手ではなく指導者として身体に関わる仕事に就きたいと考えるようになりました。運動指導の学びを深めるために専門学校へ進学し、様々な授業や研修を受けるなかで、パーソナルトレーナーとしてのマンツーマン指導に魅力を感じ、トレーナーとしての進路を選択しました。なかでもfan‘sを選んだ理由は、「人と笑顔が集まる企業へ」という企業理念に共感したからです。入社して4年目の今でも、たくさんのお客さまから「ありがとう！」と言っていただけるこの仕事に喜びと誇りをもって働くことができています。また、社内SNSなどの密にコミュニケーションを取れる仕組みがあるおかげで、店舗が違っても仲が良く、風通しの良い職場だと感じています。社内研修も充実しているので、学ぶ気持ちがあれば、入社後の自身の努力次第でいくらでも成長できる環境が魅力的です。他にも、同業他社と比べて現場デビューが早いことも入社を決めた一つの理由でした。試験に合格できればいち早く現場デビューできるので、経験値を多く積むことができるため、入社当初から成長したい・活躍したいと考えていた私にはピッタリでした。
目的をもって通ってくださるお客さまへのトレーニング指導は、毎回楽しさを感じています。自分が指導したトレーニングで目標を達成できたときは、一番嬉しい瞬間です。一方で達成しないといけないというプレッシャーを感じることもありますが、方法を変え改善しながらお客さまと共に成長していけることに面白さを感じます。また、長くお客さまに選ばれ続けるために、トレーナー仲間と情報交換をして知識・技術を深めたり、空き時間を使って指導の練習をしたりと工夫しています。働き始めて苦労したのは、お客さまとのコミュニケーションでした。入社当社は人見知りが邪魔をして、上手く会話が続かない、トレーニングのモチベーションを上げられないなど悩むことがありました。特に、運動が苦手な方に対しての声掛けには苦労した経験があります。困ったときには、先輩の指導場面を見て繰り返し勉強し、相談にのってもらいながら少しずつ改善できるようになりました。現在は、自分の経験をもとに後輩へ指導する場面も多くなっており、自分自身も成長できていると感じています。今後は、さらにお客さまから支持され続け長く通っていただくために、目標達成に寄り添えるトレーナーになりたいです。結果を出せる運動指導とお客さまの立場に立ったサポートを心掛け、一緒に喜びを味わえるような時間をつくり出せるよう努力していきます。また、現在2店舗を兼務していますが、今後出店があるときには立ち上げにも携わり、新しい学びを深め、成長し続けたいと思います。
