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2020.03.26 木

【リクルートマガジン】#4 株式会社ヒカリ 佐々木 健さん

トレーナー・インストラクター’s Style

フィットネスクラブの店舗責任者である、マネージャーや支配人の仕事はスタッフの育成、入退会や予算の管理、施設品質の管理など多岐に渡る。彼・彼女らはどのような道を辿り、何を目指しているのだろうか。入社のきっかけやこれまでの苦労、仕事の楽しさ、今後の目標について聞いた。マネージャーや支配人の想いを知ることは、今後のビジョンを描くうえでの参考になるだろう。

#4 株式会社ヒカリ 佐々木 健さん
成長のきっかけは「レフコ」個人の成長を会社全体がサポート

【お話を訊いた方】

株式会社ヒカリ

フィットネスクラブレフコ姫路マネージャー

佐々木 健さん

1982年福岡県生まれ。九州スクールオブビジネス専門学校健康福祉学科スポーツビジネスコース卒。学生時代からフィットネスクラブレフコ久留米店にて新規オープンスタッフとしてアルバイトを開始。その後、フィットネスチーフや各店舗の店長を経験後、現職。

誰よりもレフコにフィットネスに夢中になった学生時代

現在フィットネスクラブレフコ姫路店のマネージャーとして活躍する佐々木健さん。学生時代から、同社の運営する久留米店でアルバイトとして働いていた。高校卒業から現在に至るまでの道のりは紆余曲折があり決してスムーズではなかったという。

「実は高校卒業後に、スポーツ関連の専門学校に入ったのですが、一度自主退学をしました。年齢的に若かったことと、これからの自分の人生を考えたときに『本当にこれでいいのだろうか』という思いがどうしても払拭できなかったからです。体育教師になりたいという夢もあったので思いが交錯し、今思えば人生に迷っていたのだと思います。その後しばらくして専門学校に再入学しました。同じタイミングで実家の近くにレフコ久留米店がオープンし、アルバイトとして働きました。当時は学んだことをそのまま現場で実践できたことが楽しく、お客さまから可愛がってもらえたこともあり、ただひたすらレフコに行き可能な限りのプログラムライセンスを取得。気づけば社員並みにレッスン本数を受け持ち、現場に立っていました」

お客さまとの交流がクラブの雰囲気をより良く変化させる

専門学校卒業後もアルバイトを継続。気づけば人事採用、育成、管理業務と、社員と変わらない毎日を送っていた。そんなときに、お客さまと社員の距離をもっと近付けられないだろうかと思い、懇親会を思いついた。

「普段と違う一面を知ることでお互いの理解が深まると思ったんです。すぐに上司に相談しました。手書きで企画書を書いて持っていくと、たくさんダメだしされましたが、最後まで付き合ってもらい、何とか開催にこぎつけました。休みの日にもかかわらず社員皆が手伝ってくれました。誰かが何かに一生懸命取り組むのを、レフコのスタッフは必ず見守ってくれたりサポートをしてくれるんです。チーム全体の雰囲気も良くなりました」

管理職として自身も成長しながらクラブ全体をよりよくしたい

その後、社員としての人生をスタート。仕事が好き、レフコが好きな気持ちだけで気づけば9年が経過し充実した日々を送っていた。昇進と転勤の話が出たのはその頃だったという。

「少し驚きましたが、同時に期待されていると感じました。転勤してすぐに現状の改善点を洗い出しました。少し暗い顔をしているスタッフが多く、一人ひとりに研修で自信をつけてほしいと思い、実行しました。少しずつ店内に明るい声と笑顔が増えていき、指導しながら、人は人との出会いによって成長できるということに改めて気づきました。今回の経験も今までの学びも一つの出会いによってトライアンドエラーを繰り返し成長できたと思います。過去にお世話になった上司の方々もそうですが、管理職としてスタッフにも成長させてもらっていると日々感じます。今後も多くの方と学びながら個人としてもクラブとしてもお互いを高めあい、成長していきたいです」

学生へのメッセージ

「就職活動の最初のころは、はっきりと何を仕事にしたいのかが把握できていない方も多いでしょう。私自身も実際そうでした。この就職活動中に自分のことをしっかりと知り、将来どうなりたいかを思い描いてみてください。将来どんな自分でいたいのか。自分のなかの軸を大切にして、たくさんの企業の話を聴き心からワクワクする仕事を見つけてほしいと思います」

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