クラブビジネスジャパンでは、2019年3月に東京・名古屋・大阪でフィットネス＆スポーツ業界向け新卒イベントを開催する。
新卒採用をすすめている企業で、実際に働くみなさんの声を紹介する。
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フィットネスクラブの店舗責任者である、マネージャーや支配人の仕事はスタッフの育成、入退会や予算の管理、施設品質の管理など多岐に渡る。
彼・彼女らはどのような道を辿り、何を目指しているのだろうか。入社のきっかけやこれまでの苦労、仕事の楽しさ、今後の目標について訊きました。
【お話を訊いた方】
住友不動産エスフォルタ株式会社
エスフォルタ水道橋 ジムリーダー小峰 直将さん
1994年埼玉県生まれ。 日本工学院八王子専門学校スポーツカレッジ スポーツトレーナー科卒。学生時代は野球部に所属。2015年入社、エスフォルタ水道橋店に勤務。
住友不動産エスフォルタ株式会社（以下、エスフォルタ）に入社して５年目を迎える小峰直将さん。
現在、ジムエリアのスタッフをまとめるジムリーダー業務を担当し、スタッフとお客さまとの関係構築や質の高いサービスの提供に努めている。
「高校時代、野球部に専属のトレーナーさんがいてくれて、この業界を目指したのも、その方の影響が大きいですね。トレーニングや食事面でも指導を受けて、自分の身体が変化していくのを体感したことや上級生になると、後輩に自ら指導していく中で、教えることの楽しさを感じるようになり、トレーナーの仕事に興味を持つようになりました」
当時は、体育教師に就くか、トレーナーの道に進むか悩み、積極的にOB訪問をするなかでエスフォルタの魅力を感じたという。
「先輩にお会いできたことで、エスフォルタの特徴である担当者制という仕組みを知りました。幅広い年齢層の目的や目標もさまざまなお客さまにトレーニング指導を通じ、運動の必要性や楽しさを伝えることができると感じ、エスフォルタへの入社を決めました」
入社後、水道橋店に配属となり、今年からジムエリアを統括する立場になった。現在の立場ではお客さまからのカウンセリングやトレーニングの要望にお応えするだけでなく、スタッフからトレーニング指導や、プログラム作成について相談を受けたりすることも多いという。
「水道橋店はプール施設が他店より大きいのが特徴ですが、スタジオやフリーウェイトのエリアがない為、ウェイトがあれば簡単にできる指導も、同様の効果が得られるように勉強し、お客様に提供してきました。こうした環境だったので自ずとトレーニング指導の技術力がついたと思います。
また最近はゴルフの飛距離を伸ばしたいとか、トライアスロンでの泳力を上げたいといった具体的な要望を聞くことも多いです。そうした方にどういったプログラムが合うかを考えるのが一番楽しいですね」
水道橋店は近隣の病院と提携をして運動処方箋も取り扱う「指定運動療法施設」の認定を受けている。「病院経由で来てくださる方は、ケガや疾患が改善した後も再発防止や、人によっては競技力向上のため、継続して通ってくださる方も多く、トレーニングによって変わるきっかけを提供できて、やりがいを感じます」
「今年からジムリーダーという立場になり、相応の役割を果たすことを求められています。できるだけ視野を広げるよう意識して、お客さまのサポートだけでなく、スタッフの動きを含め、運営面でもリーダーシップを発揮できるように日々奮闘しています」
これからもずっと現場で活躍したいと語る、小峰さん。今後はスタッフの教育にも力を入れていく予定だ。
