クラブビジネスジャパンでは、2019年3月に東京・名古屋・大阪でフィットネス&スポーツ業界向け新卒イベントを開催する。
新卒採用をすすめている企業で、実際に働くみなさんの声を紹介する。
リクルートフェア詳細はこちら
フィットネスクラブの店舗責任者である、マネージャーや支配人の仕事はスタッフの育成、入退会や予算の管理、施設品質の管理など多岐に渡る。
彼・彼女らはどのような道を辿り、何を目指しているのだろうか。入社のきっかけやこれまでの苦労、仕事の楽しさ、今後の目標について訊きました。
【お話を訊いた方】
株式会社オージースポーツ
コ・ス・パ住道 支配人 増田 淳也さん
1983年兵庫県生まれ。立命館大学経営学部卒業。2005年株式会社オージースポーツ入社。コ・ス・パ五位堂店配属後、松井山手店を経て住道店配属。2017年より現職。
株式会社オージースポーツで、コ・ス・パ 住道店の支配人を務める増田淳也さん。「オージースポーツとの出会いは、学生時代に店舗利用や見学をしたことです。その際の先輩スタッフの対応が非常に印象に残りました。スタッフの方が笑顔で気持ちの良い対応をすることができるのは、社員にとって働きやすい環境が整えられている良い会社なのではないかと感じられたことが入社を考えたきっかけでした」と語る。
中学校からソフトテニスを始め、大学まで10年間継続してきたという増田さんは、就職を考えたときに、「これまでスポーツに携わるなかで感じた達成感や充実感など、スポーツの魅力を多くの方に共有したいという思いがあり、この業界を意識しました」と言う。入社後、店舗の立ち上げも含め、さまざまな店舗を経験している。
支配人の主な仕事は、店舗の業績向上と人材育成だ。店舗の業績向上には、入会を獲得する一つの手段として広告・宣伝媒体を選定するが、既成概念や過去の方法にとらわれず、新たな取組みにチャレンジし、それら施策の効果検証を行い次の施策に活かしていく。 同店は、コ・ス・パ店舗のなかでも会員数が多く、高齢の方が多数在籍していることが特徴だ。3年ほど前、近隣のフィットネスクラブの閉鎖があり、利用者が急増したのだ。「お客さまの増加による混雑や、ルール・マナーの問題に対し、スタッフが迅速に情報共有を行い、きちんと顧客対応できるように指揮をとるのも支配人の仕事です」と述べる。人材育成については、先輩スタッフがOJTで教えることはもちろん、増田さんからもスタッフに適宜フィードバックを行っている。心掛けていることは、日常的なスタッフへの「挨拶プラスひとこと」の声かけだという。
増田さんはフィットネス業界のサービスが多様化し、それとともに競争が激化していると感じており、それに対応するために「当社で何ができるのか。『人ありきで、人に対して魅力を感じてもらえて、人が人を呼ぶサービス』を展開したい」と述べている。これには従業員のモチベーションを上げられるように「従業員が変化に気がつき、アイデアを述べやすい環境づくりをしていきたい」と話す。特に良い行動へのフィードバックを活性化させ、それを、お客さまへの対応に還元させたいと考えている。今後も店舗スタッフと一丸となり、より良い店舗環境をつくることを目指していく。