次世代トレーナーのロールモデルとなるマイクロジムオーナーをフェイスブック「スタジオ経営者コミュニティ」からシリーズでご紹介します。タイ・バンコクでマイクロジム店舗を運営する「STYLE + (スタイルプラス)」中村ありささんにお話しをおうかがいしました。
Q1. 開業して苦労したこと、これまでの失敗談を教えてください
タイ人のお客様の場合、基本的生活習慣が異なり外食が多い為、食事のコントロールが大変難しく体重がなかなか落ちませんでした。しかし、トレーニングと食事制限を継続していくうちにお客様の意識が高まり、成果が出てご満足いただける結果となりました。
Q2. この立地に決めた理由はなんですか?
日本人駐在員が多く住み、タイ人ハイクラスが集まるエリアなので。
Q3.主なお客様層を教えてください
日本人の駐在員とその奥様、会社経営者、タイ人芸能人、プロスポーツ選手などです。日本人の割合の方が多いです。
Q4.集客方法と継続して通ってもらうための工夫は?
日本人向けフリーペーパーとFACEBOOKへの広告とお客様からの紹介です。
Q5.やりがいを感じること、嬉しい事は何ですか?
お客様が努力して数か月終了し無事にダイエットが成功した時や、理想のカラダになったとお客様から言われた時です。
Q6.今後のビジョン、これからやりたいことは何ですか?
タイ全土では健康意識に差があるものの、健康に対する意識は近年高まっています。STYLE+ では、パーソナルトレーニング+ 機械を使ったキャビテーションを行い、お客様の目標や目的に応じて健康的で美しく理想の体型になっていただく為、脱毛(E-light/ SHR) の施術も含め、総合的にサポートさせて頂きます。今後もお客様に笑顔になっていただくため、更なる健康と美への追求を続いていきます。
【施設概要】STYLE + (スタイルプラス)
※ピンチインで拡大可(スマートフォンの場合)
“スタジオオーナー中村ありささんからこれから開業したい人へのメッセージ”
日本の諺で『好きこそものの上手なれ』とあるように、自分自身がトレーニングを好きになってこそ事業が成功するのではと思います。また、お客様の「こうなりたい!」というご要望をすべて応えてあげることが必要だと思います。
“スタジオ経営者コミュニティ主宰 取材後記”
タイ・バンコクでパーソナルトレーニングジムを開業して5年というスタイルプラス。強度の高いトレーニングを避けがちで、日本のようにコンビニ等で気軽にタンパク質や野菜が購入できる状況でないタイの方向けの、適切なトレーニングや食事方法を試行錯誤し確立された話は、どのような環境でも成果を出す必要のあるトレーナー全員の参考になると思います。
【記事出典】
月刊NEXT 2018/August 取材記事 No.137
プロフィール:高橋 順彦
株式会社nano代表取締役。パーソナルトレーニングスタジオ ナノ代表。毎月、自身のスタジオで運動指導者向けの『名古屋トレーナー勉強会』を開催。NEXTトレーナー・オブ・ザ・イヤー最優秀賞受賞。