株式会社ルネサンスは、 社員の働く力を引き上げる「スリープタフネスセミナー」を開発し、質の高い睡眠からのアプローチにより、 企業が取り組む健康経営への新たなサポートを開始すると発表した。
日本は、世界で2番目に労働時間が長く、時間あたりの労働生産性は OECD 加盟国 35 か国中 20 位と いうデータがあり、睡眠時間に関しては2番目に短い国と言われています。人生の3分の1を占める睡眠 は、生命の休養であり、全ての活動のための源泉だ。
睡眠の質と量をおろそかにすることは、生活習慣病やメンタル不調の主な要因となり、社員の健康はも とより、企業の健康経営を脅かすことにもつながります。社員一人ひとりが、睡眠についての正しい知識と、 スキルを習得し、自分にフィットする快適な睡眠を取り戻すことで働く力が高まり、企業の成長や発展に貢 献できるものと考えている。
5月から企業の健康経営ご担当者向けの説明会を開始し、各回 40 人の定員に対して、申込率が 200% を超えており、社員の睡眠改善への期待の高さが伺える。
→参加型・体験型・実践型プログラム
実行可能性調査における導入 IT 企業の社員 474 人のアンケート結果では、理解度 98%、役立ち度 95%と高い評価をえているという。
1.参加型でインタラクティブなプログラム 良質な睡眠を手に入れるためには、食生活や運動等の生活習慣の改善が必要となることを、セミナー を通じて自分ゴトとして参加し、具体的な目標設定を通じて、積極的に考え・行動する力を養う。
2.体験型で実技やワーク中心のプログラム 呼吸法を通じて仮眠の取り方や、入眠の質を高めるために、オフィスや工場で実践できるエクササイズ の体験を通じて、知識を理解に変え、実践に結び付ける。
3.持ち帰ることのできる実践型プログラム モニタリングシート作成を通じて、自身の課題を明確にし、目標を設定し、研修当日から行動に移す力 を養っていく。
NPO 法人健康経営研究会 理事長 岡田邦夫 氏 大阪市立大学大学院医学研究科修了、 大阪ガス株式会社統括産業医、 大阪市立大学医学部臨床教授。 プール学院大学教育学部教授等を経て、 女子栄養大学大学院客員教授。 現在大阪成蹊大学教育学部教授。
■今後の展開
同社は、国がすすめる健康づくり「運動・食事・休養(睡眠)」の3つの生活習慣改善のうち、運動と食事 面から全国の企業に向け、健康測定&カウンセリング、オフィスや製造現場でのエクササイズ、「カラダか わる Navi」アプリの提供等を実施している。
本セミナーの開発により、休養(睡眠)をサポートする体制 が整い、より効果的な健康づくりの支援が可能となった。 今後は「カラダかわる Navi」と、「専門スタッフ派遣」による、アプリ×リアルのサービス提供を通じ、メンタ ルヘルスやメタボリックシンドローム、労働安全衛生など、企業が抱える従業員の健康課題の解決に貢献 し、健康経営の実現を積極的に支援し行く方針だ。
≪参考 URL≫
スリープタフネスセミナーについては→こちら https://bizfit.s-re.jp/recommend
カラダかわる Navi については→こちら https://hcbiz.s-re.jp/hc/service/karadakawaru/
各種 健康経営サポートプログラムについては→こちら https://hcbiz.s-re.jp/hc/corp/