次世代トレーナーのロールモデルとなるマイクロジムオーナーをフェイスブック「スタジオ経営者コミュニティ」からシリーズでご紹介します！広島県広島市中区袋町でマイクロジム店舗を運営する「CHANGEFIT チェンジフィット」北山耕二さんにお話しをおうかがいしました。
Q1. 開業するまでのトレーナーとしてのキャリア
2010年 大手フィットネスクラブに契約社員として勤務。
2011年 パーソナルトレーナーとしてデビュー。
2014年 1月 個人事業主、フリーのパーソナルトレーナーとして活動。
2016年 4月 ボディメイクジムチェンジフィットをオープン
Q2. 開業したきっかけは何ですか？
子供の頃から30歳までに社長になると決めていたから。1人でやれることには限界があるとわかったから。世の中の為になるジムを作ることが出来ると確信していたから。
Q3.この立地に決めた理由はなんですか？
お客様が通いやすく、分かり易い場所にしたかったことと、広さも街中でこのサイズはなかなか無かったからです。
Q4.主なお客さま層を教えてください
平均年齢は35才位で、男女比は女性75%男性25%です。
Q5.集客方法と継続して通ってもらう工夫を教えてください
口コミや紹介が多いですが、ホームページや集客媒体なども利用しています。継続して通ってもらう工夫は、とにかく勉強し続け、お客様の動因を叶えること。それに尽きると思います。
Q6.やりがいを感じること、うれしいことは何ですか？
やはりお客様の要望に応えられたときや、チェンジフィットを作ってくれてありがとうと言われるときです。私達の職業は人を幸せに導くことができるので、それが最もやりがいを感じます。
Q7.開業して苦労したこと、失敗談を教えてください
開業して苦労したことは、スタッフ教育です。でも苦労と言うより必然だとも思います。私に教える技術が足りないので、スタッフ達の能力を導きだすことが出来ないと思っています。失敗ですか･･･失敗しかしてないですね（笑）私達はミッションやビジョンがあるため、やりたいことがたくさんあります。婚活事業、弁当事業などにもチャレンジしていますが、まだ形になっていないので、今の段階では失敗だと思います。
Q8.今後のビジョン、これからやりたいことはなんですか？
多くありますが1. 関わる全ての人がワクワクする会社であること。2. イノベーション思考を大切にし、成長し続ける会社であること。3. 日本人のライフスタイルに運動を！そして、出生率2.1 人、フィットネス参加率10%にする。そして、全国各都道府県にチェンジフィットを1店ずつは出したいです。
【施設概要】CHANGEFIT チェンジフィット
※ピンチインで拡大可（スマートフォンの場合）
“スタジオオーナー北山耕二さんからこれから開業したい人へのメッセージ”
健康産業はまだまだ発展していくことは間違いないと思います。そのため他業種からの参入も増えてくると考えられます。だからこそ私達は「あり方」がとても大切になると思います。何のために運動指導しているのか、なぜ、開業したいのか？世の中の人にどう貢献していきたいのか？ちゃんと考えておく必要があります。さらに一度考えて終わりでなく、1年に一度は必ず振り返ることをおすすめします。開業することはとても簡単ですが、会社を継続させていくには、相当な覚悟が要りますし、簡単ではありません。今流行っているから開業しようとか、安易に考えると自分の首を締めることになると心得て欲しいですね。
“スタジオ経営者コミュニティ主宰 取材後記”
広島市の中心地でマイクロジムを運営し個人のお客様はもちろん、法人会員も獲得し事業展開をしているチェンジフィット。『やると決めたらやる』という意思の＜強さ＞とお客様にもビジネスアイディアを話し参考にする人の意見を聞く＜柔軟性＞を兼ね備えた代表の北山トレーナーの今後の挑戦が楽しみです。
【記事出典】
月刊NEXT 2018/June 取材記事 No.135
プロフィール：高橋 順彦
株式会社nano代表取締役。パーソナルトレーニングスタジオ ナノ代表。毎月、自身のスタジオで運動指導者向けの『名古屋トレーナー勉強会』を開催。NEXTトレーナー・オブ・ザ・イヤー最優秀賞受賞。
