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2020.03.26 木

【リクルートマガジン】#10 株式会社コパン 熊谷 卓也さん

トレーナー・インストラクター’s Style

だから私たちフィットネス業界に就職しました!

フィットネスクラブの現場で活躍する若手社員がこの業界を選んだ理由とは?業界を代表する企業の先輩社員に、入社してからの仕事の流れや働きがいを訊いた。

#10 株式会社コパン 熊谷 卓也さん
工学部からフィットネス業界へ 向上心を持っていれば成長できる

【お話を訊いた方】

株式会社コパン

コパンスポーツセンター忠岡

熊谷 卓也さん

1996年愛知県新城市生まれ。小学校から高校までバレーボールの選手として活躍し、中学時代は三河選抜に選ばれる。2018年中部大学工学部卒業後、株式会社コパンに入社。新城店勤務を経て、2019年10月より忠岡店勤務。

きっかけはボランティア
誰かのために役に立ちたい

大学は工学部に在籍し、情報工学科を専攻していました。高校時代まではバレーボールに打ち込んでいましたが、大学ではボランティアサークルに所属し福祉活動に取り組みました。東日本大震災のボランティア活動にも参加し、気仙沼市の仮設住宅を訪れ物資の搬入や“ずんだ餅”をつくって被災者に配る経験もしました。3年時にはサークルのリーダーとして先頭に立って行動し、この活動を通して「人の役に立つことをしたい」と思うようになりました。大学卒業にあたり、工学部での知識を活かせる物づくりや情報関係への就職も考えましたが、人と人とのつながりに興味を覚え、「直接、人々を幸せにできる仕事をしたい」と強く思うようになりました。コパンに入社したきっかけは、運動が好きであったことと、大学時代友人とトレーニングをしていた経験があったからです。実家の近くにコパン新城店があり、関心を持ちはじめました。「誰かのために役に立つ仕事がしたい」と思っていたこともあり、フィットネスクラブで運動を通して人々の健康に役立てる仕事に興味をもちました。コパン入社後は、家から近い新城店勤務となりましたが、実際にコパンで目にしたのは新しいことばかりでした。フロント業務や会員サービス、マシントレーニングの知識、スイミングの指導、スタジオプログラムのインストラクターなど、一から覚えることばかりだったのです。最初は戸惑いましたが、毎日が勉強でやりがいもあり充実していました。

店舗ごとの特徴を活かし成長する企業

コパンはM&Aを積極的に行うことで企業として成長しており、近年は中部圏にとどまらず、近畿圏や北陸地方にも出店しています。企業再生に実績を持ち、不振のクラブやスイミングスクールを見事に成功店にできる力を持っています。従前のよいところを活かしながら、早期に安定した運営にもっていく手法をとっています。そのため、運営方法の異なる様々な店舗の集合体だといえます。店舗ごとに特性や運営方法が違うことは、会社にとっても自分にとっても非常によい経験になっていると思います。また、直営店のみならず、公共施設の指定管理や業務受託もあり、さまざまな形態の運営を学ぶことができるので、たいへん勉強になると前向きにとらえています。

店長になる決意をもってお客さまとの関係大切に

工学部出身ということで、IT関係やマニュアル作成、POP・チラシの企画などは得意分野です。しかし、フィットネス関係の基礎知識が少ないので、当初は様々な苦労がありました。しかし、自分には必要とされる場所があるはずだ、きっと役立つ日が来るとの思いで、意欲的に取り組んできました。「異業種分野からフィットネス業界に入っても、向上心を持って取り組めば、きっと成長できる」と信じています。将来の目標は、必要な資格を取得し、一日も早く仕事を覚え、店舗の統括責任者としての「店長」になりたいと願っています。会社や上司にも積極的に支援していただき、店長研修などにも参加させていただいています。マネジメントやリーダーシップ、人材育成など基礎知識を習得し、将来に備えたいと思っています。そのためには、まず「現場を知る」ことが一番大切だと思っています。日々の業務とお客さまとのつながりを大切に、目標に向かって進んでいきます。

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