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2018.05.25 金

HitItem リトモス シンクロによる一体感が魅力、10 年経っても色あせないプログラム

特集

株式会社オージースポーツが株式会社カリテスのリトモスを導入したのは約11年前。以降、継続参加するリピーターや新規顧客を安定して取り込む、人気プログラムとなっている。

踊る楽しさを堪能できるプログラム

同社がリトモスを導入したきっかけは、開発者のウリセス・プイグロス氏が考案したリトモスなどのプレコリオプログラムが日本に上陸した際に開催された、企業向け体験会に参加したことだった。

「単純に、心から楽しかったんです。私は子どものころからダンスに慣れ親しんできたのですが、当時、 通常のフィットネスダンスは“身体を動かす”ことが目的で、表現力よりも運動効果がメインとされていましたが 、リトモスはアーティスティックで運動効果と “ダンス本来の醍醐味”を同時に楽しめるものでした」(冨田氏)

しかも、養成コースは3日間でダンスを習得してビデオ検定に合格すると、リトモスのクラスを受けもつことができるというもの。冨田氏は実際に体験して、「このプログラムなら、ダンス初心者からマニアにまで楽しんでもらえる」と確信したことから、すぐに会社に導入を提案した。

元祖のコリオを楽しめる

また、開発者によって曲や振付が決められているため、みんながオリジナルを踊れるのも魅力であった。

「カウントから手の方向、目線まで細かく決まっているのでチャレンジしがいがあるし、できるようになってみんなとシンクロしたときの達成感も大きいのです。実際、参加者たちもそれが楽しいようで、振付について質問されることも多いです」(冨田氏)

リトモスを担当するインストラクター数名によるジョイントクラスのイベントを開講することもあるが、インストラクターによって振付に差がないため、いつも以上に大勢でシンクロ感を堪能できるのもうれしいポイントだろう。

「同じ曜日のプログラムを受けていない参加者とも知り合えるので、友だちが増えることそのものを楽しんでいる方も多いようです」(冨田氏)

3ヶ月ごとに新曲をリリース

リトモスは3ヶ月サイクルで新しい曲がリリースされるため、新曲リリース月には集客がぐっと増えるという。とはいえ、リリース月以外にも楽しんでもらえるよう、例えば参加者らが曲をマスターした3ヶ月目には、昔の曲を引っ張ってくるなどの工夫を重ねている。そのため、長年受講しているリトモスファンも飽きることがなく、受講者は増える一方だ。

プログラムの導入本数も当初より増加しているという。実際、2017年の1年間をみても、「リトモスを初めて体験した客」がいない月はないばかりか、月平均で160 ~180名が参加しているほどだ。

初心者にもマニアにもファンが多い

「参加者の年齢はとても幅広いです。比較的女性が多く、若い方もいれば、ご高齢の方にも楽しんでいただいています。リトモスは基本的には振付が決まっていますが、完成されたコリオグラフィーを簡単にすることはルール上OKとされているので、みんなに楽しんでもらうことを心がけています」

と冨田氏は明かす。

つまり、

「初心者も安心して参加できて、ダンスマニアにとっても楽しい」

「一人ひとりが自分の成長を確認できる」

ことを意識していることが、ファンが増加し続ける理由の1つのようだ。

冨田氏は、日本にわずか4人しかいないリトモスのマスタートレーナーの1人として、「『楽しむ』と『学ぶ』を同時に実感できるプログラムなので、これからもリトモスの魅力をより多くの人に伝えられたらと思っています」と語り、今後もリトモスの普及に努め、その楽しさを感じていただきたいと考えている。

株式会社オージースポーツ 営業戦略部 プログラム開発 チーフプロデューサー  冨田千晶氏

株式会社オージースポーツ 営業戦略部 プログラム開発 チーフプロデューサー  冨田千晶氏

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