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2018.05.25 金

HitItem TEAMBEATS アスレチック感覚で楽しく、よりパーソナライズされたレッスン提供が可能

特集

福井駅前の「フィットネスサロンAUBE FOR ONE」は、2018年4 月1日にオープンしたばかりの施設。「すべての利用者に運動を楽しんでもらう」ことをモットーにプログラムを構築している。同施設ではテクノジムの心拍数トレーニングのプラットフォームであるTEAMBEATSを利用して、同じく同社のSKILLROW、SKILLMILL、OUTRACE、ARKEなどを使ったプログラムを提供し、お客さまを魅了している。

誰もが楽しく運動できるシステム

施設を運営する株式会社グラント・イーワンズ取締役の出蔵氏によると、TEAMBEATSの導入を決定したのは2017年のこと。

「オープンと同時に画期的なシステムを導入したい」とSPORTECでブース巡りしていたところ、TEAMBEATSを活用したサーキット・トレーニングを目の当たりにし、「これなら誰もが楽しく運動できる」と確信したという。

心拍数や消費カロリーが可視化されているため、「今の自分の状態」「あとどのくらいがんばれるか」がわかりやすく、一人ひとりの満足度が高まると考えたのだ。

余力がある人、頑張りすぎな人、双方に注意が可能

TEAMBEATSを活用している主なレッスンは、30kgのサンドバッグ「パンチングバッグ」やはしご状の「トレーニングラダー」など、多様なツールを使ってアスレチック感覚で身体を鍛えられる「OUTRACE(アウトレース)」。ゲーム感覚の運動からハードなトレーニングまで、数千通りのエクササイズを楽しめるグループレッスンだ。

1レッスンは30分。フィットネス初心者から、もともと運動好きの方までが同じレッスンを受けることもあるが、トレーナーは全員の心拍数を把握できるため、それぞれに適切な指導を行うことができる。

「まだ余力があるのか、反対にペースを上げ過ぎているのかがわかるから、ベストな声かけができるんです」と盤戸氏は説明する。実際のところ、可視化されていなければその見極めが困難な場合がある。「例えば、『全然大丈夫です』と言っている方でも、本当は大丈夫じゃない場合もありますし、本人でさえ、無理をしていることに気づいてないこともあります」つまり、TEAMBEATSの導入でよりお客さまに合った指導が行えるようになったということだ。

そのためか、参加者らは運動後に口をそろえて「スッキリした」というのだという。無理をし過ぎず、かつ力を抜き過ぎない、自分にとってちょうどいいペースで身体を動かせるため、終了後に味わえる達成感も大きいのだろう。

心拍数の「レベル」が一目瞭然

また、30分というレッスン時間をうまく配分することにも留意している。「OUTRACEなどのサーキットは4周で組んでいるのですが、1周目に動きを教えて、2周目以降は一人ひとりの状態を見ながら強度の上げ下げを調整しています」その際にチェックするのは、具体的な心拍数ではなく、心拍数の数字を囲むサークルのカラーだという。

心拍数が50 ~ 60%だと青、60 ~ 70%だと緑などと色分けされているため、現状の心拍数レベルが一目瞭然なのだ。「心拍数のカラーを随時確認して、一人ひとりに合ったトレーニングを提供しています。

それは、それぞれの方に最適なメニューを組んでいるのと同じことですから、結局はパーソナルトレーニングと同じになりますよね。だから満足度も高い。これからもより多くの人に“運動する楽しさ”を味わってもらえるよう、より充実したレッスンを提供していきたいです」

株式会社グラント・イーワンズ 取締役 出蔵美帆氏(写真右) フィットネスサロンAUBE FOR ONE 店長 盤戸大樹氏(写真左)

株式会社グラント・イーワンズ 取締役 出蔵美帆氏(写真右)
フィットネスサロンAUBE FOR ONE 店長 盤戸大樹氏(写真左)

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