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2016.05.01 日

春先の悩み・・・ランナーのための花粉症対策

トレーニング

春先にランナーを悩ませるもの・・・そうです「花粉症」です!「マスクをしながら走るのは息苦しい」「くしゃみが止まらないから呼吸が乱れて走りづらい」などの理由でランニングから遠ざかる方も多いのではないでしょうか?今回はそんなランナーのための花粉症対策と、ランニングの代行トレーニングをご紹介していきます。

花粉症シーズンは症状を悪化させないための工夫が大事!

花粉症シーズンは無理して外を走らず、スポーツジムなどの屋内環境でランニングマシーンを使って走りましょう。ランニング時は、日常生活で呼吸をしている時よりも口や鼻から多くの空気取り入れようとします。このことにより、多くの花粉が体内に入り込んでくるため、花粉症の症状悪化による「免疫力の低下」「呼吸循環器系の機能低下」にもつながりやすくなります。特に花粉が多く飛ぶ春先に、「やる気が出ない」「身体が重く感じる」などの症状を感じたら、いっそランニングをしない、もしくは室内のランニングマシーンを使うようにするなど、症状を悪化させない工夫をしましょう。

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体力を落とさないために代行運動を

ランニングをしない日々が続くと、せっかくついてきた体力が落ちてしまうのでは?と心配になりますよね。ランニングでは、無意識のうちに呼吸を司る「呼吸循環器機能」が鍛えられています。長期間ランニングを休むとこの機能が低下し、多くの酸素を取り込むことができなくなるため、「呼吸が苦しい」「疲れやすい」など、体力が落ちたと感じる原因となります。そこで、ランニングを行わなくても呼吸循環器機能を高めることが出来るトレーニング方法をご紹介します。

  1. 仰向けで横になり、肩甲骨のところにバスタオルやクッションを置き、胸が盛り上がる体勢を作ります。
  2. そのままの体勢から手を「横に広げる・頭の上に挙げる」の動作を大きく呼吸しながら繰り返しましょう。

横隔膜や背中の筋肉を使い、胸郭(胸部)を広げたり挙げたりするだけで出来るとても簡単なトレーニングですので、花粉が多く飛ぶ春先以外でも、ランニングの代行運動として呼吸循環器機能を効果的に鍛えることができます。

屋内でのランニングマシーンと運動をうまく組み合わせて、春先の運動を楽しみましょう!

>>Write by Junya Itoh

伊藤 純哉

秋田県湯沢市出身。43歳。住宅建築現場の管理業務に従事後、トレーナーへ転職。日本ホリスティックコンディショニング協会でトレーナー養成コースの担当講師、全国の大手フィットネスクラブの人材育成等、スポーツコンサルティング事業に12年間、携わる。その後、株式会社インターネットインフィイティでリハビリデイサービス「レコードブック」の立ち上げのため、移籍し4年で30店舗、1,900名の介護保険従事者の運動プログラム開発を行う。2015年10月にイニシアス株式会社http://initias.co.jp/を設立。放課後デイサービス 自立支援教室「TAKUMI」を開設、同時に野球塾 Zero ベースボールアカデミーにて本格的に子どもに対するコンディショニング、トレーニング指導をスタートさせている。

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