会員制総合フィットネスクラブの運営を行う株式会社東急スポーツオアシスは、オアシスが運営するアプリ「WEBGYM」にてフィットネスインストラクターをARコンテンツ化したプログラムを、iOS版にて先行リリースした。
第一弾はWEBGYM内で利用ユーザーが多い、ヨガの「太陽礼拝」の各ポーズをAR空間で表現し、インストラクターが目の前にいるかのように、フォームを様々な角度から確認することができるようになる。
ARは、目の前の現実世界に、CGなどで作った仮想現実を反映させる技術。
2018年にAppleはARアプリケーションを更にダイナミックにすることができるプラットフォーム「ARKit 2」をリリースし、ユーザーに楽しく生産的なAR体験を提供していく。
第一弾ではヨガの基本ポーズでもある「太陽礼拝」の一連のポーズをARにしました。実際にプロのヨガインストラクターの周りを複数台のカメラで囲み、全ての角度からポーズの細かな部分を撮影した。
このデータを基にiOS12以降で利用できるUSDZのファイルに変換し、WEBGYMアプリにて公開している。
紙面や動画など2Dでは確認できない部分も、AR機能を利用することで360°自分の好きな角度から確認することができたり、インストラクターと目の前の人の姿勢を比べることができるという。
自分が動くことで様々な角度からインストラクターのフォームを確認することが可能となる。
今後はヨガのコンテンツだけでなく、筋力トレーニングやダンスなど、よりフォームチェックの需要が高いコンテンツの開発をしていくという。
またARに限らず、VR(仮想現実)やMR(複合現実)など様々な「xR技術」にチャレンジし、IFCT(ICT×Fitness)を活用してユーザー様に新たなフィットネス体験価値を提供していく方針だ。
名称 :WEBGYM(ウェブジム)
利用料金:無料 *一部アプリ内課金有り(別途パケット通信料がかかります)
対応端末:iPhone(対応OS: iOS9.0以上)、iPad、Apple Watch、Apple TV
※なお、ARコンテンツはiOS12.0以上のみご利用可能です。
iOSは、Ciscoの米国およびその他の国における商標または
登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。