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「キャッシュレス決済で徹底したジムの無人化を実現 予約・会員管理サービス Coubic(クービック)

2019.03.25 月 トレンドサービス

2019年1月、ミズノスポーツサービス株式会社は24時間営業のジム「MIZUNO GYM( ミズノジム)扇町」をオープンさせた。

クービック株式会社(以下、クービック)のオンライン決済システムを導入し、見学の予約管理から月々の会費決済をすべて自動化。徹底した無人化で、効率的な運営を実現した。

「MIZUNO GYM」は20 〜30代など若い人々の運動の機会を増やしたいと開発された施設。クービックのオンライン決済システムを導入し、人の手を必要としない運営を図ったことで、時間を気にせず利用できる利便性と、月額4,860 円(税込) というリーズナブルな価格を実現した。一部にはスタッフがいないことへの懸念もあったが、運営を始めると、むしろ現代の若者に適したスタイルであることがわかる。ミズノスポーツサービス株式会社事業開発推進部 西鶴和博氏は、導入後の驚きについて次のように語る。

「今までのフィットネス業界の常識では、実際に施設を見学してから入会という流れが一般的でした。そのため、この施設も見学会を開きましたが、ほとんどのお客さま、特に若い女性などは見学することなく、webサイトから直接登録・入会手続きをし、ジムに来られています。これはまったくの想定外でした。現代の若い方たちは、モノを実際に触ったり見たりしないまま、オンライン上で売ったり買ったりすることに抵抗がないためだと思われます。ジムを無人化・キャッシュレス決済化することで、20 〜30代の方には、より入会しやすくなったといえるでしょう」

クービックのオンライン決済システムは、導入にあたって専用端末などを準備する必要がないため、ミズノグループでは以前よりイベントやスクール事業でも利用していた。

利用にあたって、企業側が様々な業種向けに用意されたテンプレートから適切なものを選べるのもよい。

その後も、ガイドに沿って進めるだけなので簡単だ。導入後の操作性もよく、会員定着にも効果を発揮する。

予約管理から予約確認メール、来店前日のリマインドメール、さらには来店後のフォローメールなども自動で配信することができる。さらに、既述のようにクレジットカード決済含め会費の徴収などもすべて自動化できるため、人員的なミスを防ぐことにもつながるだろう。

無人の小型施設のみならず、深刻化する人手不足で極力運営を効率化させたい施設にも喜ばれそうだ。