FITNESS BUSINESS

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【NEXT 10月特集】ビッグ&スモール “グループプログラム” by Functional

2016.09.25 日 スキルアップ

日本のフィットネスシーンにおいて、グループエクササイズはいつの時代も変わらず、多くの人々を惹きつける強力なコンテンツとなっている。 エンタテインメント性の高いビッググループから、一人ひとりの参加者に高い価値を提供するスモールグループまで。 注目のビッググループとスモールグループプログラムの、人気の要因を探る。

by Big Group / Functional

フィールドチームトレーニング |DOMEアスリートハウス

“パーソナルトレーニングの価値をチームに提供するファンクショナルサーキットトレーニング”

ファンクショナルトレーニングの価値が浸透し、従来パーソナルトレーニングで提供していた価値を、セミプライベート、スモールグループ、 チームトレーニングへと展開する動きが本格化している。DOMEアスリートハウスでは、アスリートチームをサポートする機会が増えてきており、そのニーズに対応すべく、同ジムマネージャーで元MLBストレングスコーチの友岡和彦さんが、トレーナー1人で、チームメンバー6人から100人程度まで対応できるサーキットプログラムを開発。

各エクササイズで体力レベルや目的に合わせて選べるプログレッション・レグレッションのエクササイズの選択肢を用意するとともに、「キリンのように首長く!」「お腹を殴られる時のようにお腹しめて!」など短い言葉で適切な動きに導く「エクスターナルキューイング」で、一人ひとりにより確実な成果を提供するレッスン運営ノウハウも合わせて確立してきている。

インタビュー:DOMEアスリートハウス ジェネラルマネージャー 友岡和彦さん 

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Group Blast(グループブラスト) |MOSSA

“ステップ台を使ったプレコリオトレーニング SAQやプライオメトリクスも、グループで楽しく”

プレコリオプログラムで世界的に支持を得ているMOSSAが、ステップエクササイズにイノベーションを起こすべく開発したプログラム。モビリティやスタビリティを向上させるトレーニングに加えて、ステップ台の特徴を活かしてSAQ(スピード・アジリティ・クイックネス)や、パワー向上に有効とされるストレッチ・ショートニングサイクルを引き出すプライオメトリクスなど、ファンクショナルトレーニングの概念に沿ってプログラムを構成。

音楽に合わせて動く楽しさや有酸素運動の効果など、従来のプレコリオプログラムの魅力もそのまま活かしている。MOSSAプログラムの特徴となる高い集客力を実現する指導メソッドも基盤にあることから、トレーナーがグループレッスンの指導を身に着けるうえでも有効。新しいコンセプトで確実にステップエクササイズの参加者層を広げてきている。

インタビュー:株式会社ブラボーグループ 教育マネージャー 倉岡征克さん 

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バランスコーディネーション |ルネサンス

“シンプルな動きのドリルで動作改善 セルフチェックで調整効果を体感”

ファンクショナルトレーニングの概念の浸透が進み、グループプログラムにも機能改善効果へのニーズが高まっている。そんな中、ビッググループでも個別に機能改善が実現できるプログラムとしてバランスコーディネーションが人気を集めている。20種目のシンプルな基本の動きを繰り返し行うことで、参加者一人ひとりが自分の身体のクセに気づき、動きを繰り返していくうちに、次第に動きが改善されていくことが実感できる。

また、自身の動きが変わっていくことを実感できることで、自信の回復や運動を継続するモチベーションが得られる。指導者が参加者一人ひとりへの声がけやフォローをきめ細かく行うことで、自分が取り組んでいるエクササイズで、なぜ動きが変わるのかが納得でき、日常生活でも意識して身体を動かせるようになる。

インタビュー: 株式会社ルネサンス 事業サポート部 ソフト開発チーム課長 石野田神さん

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