DeNAと味の素「未病」をテーマとしたヘルスケアの実証事業を開始
2015.10.16 金 ヘルスケア/ウェルネスDeNAライフサイエンスと味の素は、「未病」をテーマとしたヘルスケア実証事業を、2015年10月から共同で開始する。
この実証事業は、DeNAライフサイエンスの遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」と、味の素の血液中のアミノ酸濃度を測定して健康状態や病気の可能性を明らかにする「アミノインデックス®」を組み合わせて実施する。MYCODEは病気や体質に関する遺伝的な傾向を、アミノインデックスは現在の健康状態、つまり環境要因による体の傾向をそれぞれ評価できる。
両社は遺伝要因と環境要因から未病を把握し、意識改革や行動変容を促す。神奈川県が推進する「平成27年度 未病産業の創出に係るモデル事業」に採択された。
可視化された情報を協力者に提供し、それが健康増進や未病を治すための商品の購入、健康関連サービスの利用増加につながるかなどを検証する。協力者は、味の素の社員約160人と遺伝子検査を受けたMYCODEの会員約80人を予定している。
(※)「未病」とは、健康と病気を明確に分けて捉えるのではなく、心身は健康と病気の間を連続的に変化するものと捉える概念です。「病気でなければ健康」ではなく、病気に徐々に近づく状態を把握し、治すことを推奨するための考え方です。
【DeNA報道発表資料】
http://dena.com/jp/press/2015/10/15/1/