FITNESS BUSINESS

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NSE、高画質映像による新たなサービス提供を開始

2018.09.25 火 トレンドサービス 新サービス オリジナル連載

お話を訊いた方

株式会社NSE 代表取締役社長 野澤順一氏

同 営業部 部長 田口 光氏

数十人を収容するフィットネススタジオから、数千人規模のイベント会場まで、耳に優しく、かつよりよい音響環境を提案する株式会社NSE(以下、NSE)。同社ではこの度、スタジオの雰囲気を一変させる最新映像システムを開発。映像の美しさと指導中でも切り替えが容易な操作性で好評を得ている。

幾何学的な映像から環境映像までレッスンを盛り上げる演出が可能に

 

今回開発した映像システムは、幾何学模様が次々浮かぶものから、海辺やすすきの草原などの環境映像まで、6パターンを用意。前者は、異次元の世界に飛び込んだような錯覚を起こさせ、音楽と合わせてレッスン参加者をいやがうえにも盛り上げる。後者は、波の静かな動きやすすきがほのかに揺れる様子など、細部にわたるリアルな映像が、まるでその場にいるような気分にさせ、一気にスタジオをリラクセーション空間へと誘う。

NSE代表取締役社長野澤順一氏は、開発におけるこだわりについて次のように述べる。「画質がよくなければ、レッスンも盛り上がりません。特に環境映像については、いかに美しくリアルなものにするかにこだわりました」さらに特筆すべきは、同システムの操作性だ。指導中でもボタン1つで簡単に映像が切り替えられ、インストラクターの負担を軽減している。

「PCで操作するものは起動に時間がかかったり、途中で固まってしまうことがあります。一瞬でもそのような“間”が空くと、場が白けますよね。ボタンにすることで、レッスンの流れを途切れさせることなく、映像を切り替えられるようにしました」(野澤氏)同システムは、今年の5月にフィットネス&スパ マグレブに第一号店として導入されている。次より、同店での反応を紹介したい。

映像とともにライティングでカラーセラピーも実施

 

導入の経緯は、フィットネス&スパマグレブフィットネス運営部次長鈴木裕文氏が「映像をつかった新しいエリア(スタジオ)をつくりたい」と野澤氏に相談したことがきっかけだった。導入にあたり、同社ではストレッチスペースを改装し、暗闇フィットネスに対応した空間「area odd(エリアオッド)」を誕生させた。部屋には、同じくNSE提案によるライティングも導入。

これは、脳科学が明らかにしている光とホルモンの関係に基づいた一種のカラーセラピーといえるもので、幸せホルモンを活性化させるブルーや女性ホルモンを活性化させるピンク、ストレスを解消させるグリーンなど、「運動+α」の効果を提供する。

「『area odd』の利用には、追加料金をいただいています。映像のクオリティの高さやライティングから、その価値が十分あると考えました。初めてお客さまに映像を見せたときは、『やった!』と思うぐらいの反応でした」(鈴木氏)お客さまからは「レッスンに没頭できる」など好評で、利用者は順調に増え続けている。今秋からは、一部の会員種別に「area odd」の利用を組み込むことで会費の値上げを実施する予定であり、さらなる売り上げが期待される。定員は25名で、現在の稼働率は平均70%程度だが、100%を超えているものも出てきている。ゆくゆくは80%を目標に取り組んでいるところだ。

「1つのレッスンを映像とライティングを組み合わせ、どんな雰囲気でも演出できるし、どんなレッスンでもさらに魅力的にしてくれる、何にでも合う最高のシステムだと感じています」と鈴木氏はその魅力を語る。これまで、NSEといえば、音が一方向に偏らない360度の指向性をもつ「WRAPSOUN®」シリーズのスピーカーが有名であった。

野澤氏が、インストラクターや会員を難聴から守りたいと長年の研究の末、開発したものだ。鈴木氏も信頼を寄せる、同社の高い技術や製品に関する情熱は、今回の映像システムにも込められている。すでに新しい映像の作成にも取りかかっているといい、今後もお客さまに新たな刺激を提供すべく、取り組んでいく。