FITNESS BUSINESS

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フィットネスの現場から世界を変えるチャレンジを!

2014.10.25 土 TR-キャリアビジョン

【Profile】
魚原大さん
2000年某フィットネスプログラムに入社。高齢者や障害を持っている方の機能改善、生活習慣病改善のプログラムに携わる。2007年にエアロビクス養成コースを卒業後フリーランスに。2009年にNEXTインストラクター・オブ・ザ・イヤー受賞。国内外でプレゼンターを務める。現在、D-Revolutions代表、ALTA理事。

新たなステップをめざす三つの取り組み

2010年、フランスで開催されたルーキーコンテストで、日本人として初出場で初入賞。2012年と2013年には、日本で開催されたルーキーコンテストでプロ部門連続優勝。それを弾みに、日本でも世界でも数々のチャンスを掴み、実績を積み、名実ともに日本を代表するプレゼンターの一人となった。その魚原さんが、現在、力を入れている取り組みは3つある。一つ目は、プレゼンターや養成コースの講師としての活動だ。

「フリーになって6年目。2013年4月に大阪の『トータル・ボディーデザイン・フィットネスVADY』でスタジオアドバイザーに就任し、今は養成コースも担当しています。同時に、レッスンも行っていて現在、週12本。これでも最近3本、減らしたんです」以前から「35歳までは世界的なプレゼンターを目指す」と公言してきたが、その35歳まであと2年。

「次第に養成コースの仕事が中心になってきたけれど、現役は一生続けるつもり。『あの60歳のオヤジ、ヤバいなあ』と若いひと達に言われたい(笑)」

「フィットネス男子」でなりたい職業トップ10に

二つ目の取り組みが、「フィットネス男子」。昨年に立ち上げたプロジェクトで、みずから企画した「フィットネス男子カレンダー」は売行きが上々。中国への進出も視野に入れている。「もともと、『フィットネス男子』を始めたのは、一人でも多くの人に、フィットネスに興味を持って欲しいという想いから。フィットネス男子が日々の鍛錬で磨いた肉体美を披露することで、『こういうインストラクターがいるんだ』と知ってもらえれば、おのずとフィットネス人口も増えるはず。業界全体の活性化につながると思うんです」

もうひとつ、これから社会へ出ていこうという若者層へ、インストラクターという仕事の魅力をアピールしたいという想いもある。「男性で家庭を持ち、夢を持って頑張っているインストラクターがいることを、とにかく知って欲しい。自分はそのパイオニアになれると思うし、将来は、なりたい職業トップテンにインストラクターが入るようにしたいです」

s_1413080918856フィットネス男子カレンダー撮影会の様子

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