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テクノロジーを活用した運動管理 利用者拡大に向けた取り組み

2016.07.25 月 テクノロジー

一層の利用者拡大に向け、データをもとにしたトレーニング指導に注力

今後の課題はさらに利用者数を拡大していくこと。それに向けては、過去のデータを確認し、「お客さまがどんな機能をよく利用しているのか」を定量的に観察していく必要がある。加えて、クラブ独自で行っているイベントなどの取り組みが新規利用者獲得、継続利用にどれだけ寄与しているかを把握し、改善を重ねていくことも重要となる。

s_IMG_0139ジムエリア入り口に置かれた専用端末、これで入退館情報も管理できる


「からだステーションを利用することで、これまで把握することが困難であったお客さま毎の運動履歴をデータとして管理することが可能になりました。一方で運動量が目標値に達していないお客さまに対するアプローチ方法は未だ試行錯誤中です」と大森氏は語る。今後は、運動量が少ないお客さまに対し、スタジオプログラム、カーディオマシントレーニングを勧めるなど、スタッフ側からの積極的なトレーニング提案が必要になってくるだろう。

これらのフィットネスクラブでの取り組みで得たノウハウを吸収し、継続してもらえる仕組みづくりを確かなものにしつつある同サービスは今後、クラブにおける運動管理システムのスタンダードになるかもしれない。

【企画・構成】
株式会社クラブビジネスジャパン
オンライン事業部フィットネスビジネス編集部:庄子  悟

【インタビュー・協力】
取材協力店舗:ダンロップスポーツクラブ金沢文庫
支配人:坂東 祐介氏
メンバーサービス部門クラブセクションチーフ:大森 智矢氏

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