FITNESS BUSINESS

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【ICT×フィットネス 海外事例 vol.1】米国のデジタルフィットネス市場とは

2016.07.19 火 テクノロジー

デジタルとリアルの融合が必須

最後にご紹介するのは、大手高級クラブ”イクイノックス”CEOハーベイ・スペバック氏の“「テクノロジーが本物のトレーナーの代わりになり得ない」なんて考えはバカげているのか?!”と題されたインタビュー記事です。「デジタルフィットネスは価値があると思います。しかし、トレーナーの直接指導に替えられるものはないと信じています。そもそもイクイノックス(月会費2万円前後)の会員であるフィットネスに付加価値を求める客層に、代替え品としてオンラインフィットネスを提供しているのではありません。

オンラインフィットネスは、「会員様がたとえクラブに来られなくても、私たちは価値あるサービスを提供します。24時間、365日お客様をサポートしますというものです。多くのエグゼクティブは忙しいため、他州のクラブやホテルでも自分のメニューをキープ出来るというのは便利な事です。弊社のプログラムは現在まだ初期段階ですが、2017年には60ミリオンドルの販売を見込んでいます(身体に装着して運動を記録する端末と携帯アプリ)。伝統的なトレーナーの運動指導に変わるものは存在しないのです。」

多くの人が体を動かし、健康になる、元気になる、笑顔になる。その手段は人それぞれかもしれませんが、そのきっかけとなる、背中を押す選択肢が多ければ多い程フィットネス、ウェルネス人口は増えると思います。デジタル、オンラインの活用が新たな日本のフィットネス業界のブレイクスルーとなり、またトレーナーの指導の素晴らしさを感じて下さる方がひとりでも増えることを願っています。

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【企画・構成】
株式会社クラブビジネスジャパン
オンライン事業部フィットネスビジネス編集部:庄子  悟

【取材・執筆】
奥野  亜矢

【参考サイト】
http://clubindustry.com/ideaxchange/it-foolish-think-technology-wont-replace-personal-trainers

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