【支配人・マネージャーインタビュー】#10 女性スタッフが長く働くための道標となりたい
2018.02.02 金 社員インタビュー
だから私たちフィットネス業界に就職しました!
フィットネスクラブ業界を代表する10社のマネージャー・支配人に、入社のきっかけやこれまでの苦労、仕事の楽しさ、今後の目標について聞きました。キャリアの参考にしてみては。
【お話を聞いた方】
石橋産業開発株式会社
フィットネスクラブ広尾 サブマネージャー
飯塚 清さん
お客さま一人ひとりとよい関係を築く
大学卒業後5年ほど保育士として働き、その後はエステ会社に勤務していた飯塚清さんが、フィットネスクラブ広尾で働き始めたのは2007 年。同社がエステの導入を検討し始めたことがきっかけだった。
入社後は主にフロント業務を担当。お客さまとの関係を築き、質の高いサービスを提供することに努めている。「不特定多数の人と接することは得意ではないのですが、フィットネスクラブでは時間をかけて関係を築いていけます。入社当初は、実は健康や運動についてあまり興味をもっていなかったのですが、働くうちに、その大切さに気づき、多くのお客さまに届けたいと思うようになりました」
スタッフに自信をつけモチベーションをアップ
仕事をしていてやりがいを感じるのは、お客さまから感謝の言葉をかけてもらえたとき。「あなたに会うために通っている」「クラブへ来ることが楽しい」などと言われると嬉しい気持ちになるという。
2012 年にはフロントチーフとなり、フロントスタッフの採用や育成を行っている。スタッフが育っていくのを見ると嬉しいが、仕事に馴染めず辞めてしまうスタッフがいると自身の力不足を感じる。
「フィットネスクラブで働きたいと思う人の多くはトレーナーを希望していますが、フロントも大事な仕事です。特に当社は丁寧なおもてなしを心掛けており、言葉遣いやたたずまいにも高い質が求められます。フロントスタッフのモチベーションを高めるためには、お客さまの笑顔や感謝の言葉が一番だと思うので、自信をもって接客できるようにコミュニケーションをとったり、がんばっていたら褒めたりするようにしています」
社員が長く続けることでお客さまに高レベルのサービスを提供
飯塚さんは2015年7月に出産し、2016年3月までの約1年間、休職している。復職後は、勤務時間を配慮してもらいながらも、サブマネージャーに抜擢された。
「スタッフ皆に支えられて、よい環境のなかで仕事を続けられています。サブマネージャーとしてはまだ力不足を感じることばかりですが、結婚・出産しても続けられるということを体現し、女性社員の道標となれたら嬉しいです。そしてスタッフ皆に長く続けてもらえるよう、育成を行っていきたいです。そうすることで、お客さまにも高レベルのサービスを提供できると思うのです」
同社は「一人ひとりに最良の成果と満足感を提供する」という企業理念を掲げている。飯塚さんも、この理念を実現するために、お客さま一人ひとりに興味をもち、それぞれが求めていることに応えていく。