FITNESS BUSINESS

facebook twitter googleplus

エヌエスティ、新しいVRトレーニングサービス「vFit」の販売をスタート

2020.01.24 金 Hit item テクノロジー トピックス[Sponsored]

エヌエスティ・グローバリスト株式会社は個々に活用するVRトレーニングサービス「vFit」の販売を2019年12月からスタートした。ゲーム感覚でトレーニングに没頭し、お客さまの満足度向上・継続につなげるとともに、フィットネスクラブにとっては付帯収入の要素ともなり得る。

【お話を訊いた方】

エヌエスティ・グローバリスト株式会社 フィットテック事業部長 町田 敏氏

ゴーグルのいらないバーチャルトレーニングサービス

vFitは、マシンジム内でバイクの前に画面を設置し、ゴーグルを使わずにVRを体感できるサービスだ。目の前に画面があるため、VRの世界に没入することができることが特徴だ。

同サービスを開発した背景にあるのは、初心者が入りづらく、若年層が定着しづらいというフィットネスクラブの課題である。エヌエスティ・グローバリスト株式会社フィットテック事業部長町田敏氏は、vFit開発の経緯について次のように話す。

「トレーニングが好きではない人、フィットネスクラブに通ったことがない人にとって、まず楽しめることが大事だと考えました。運動はきつい、好きではないという人が、楽しんでいて結果的に運動できるコンテンツとしてデジタルの活用が効果的だと思ったのです。また、スタジオの大画面で映像を見るレッスンは増えていますが、個々で利用することでより没頭できます。ゴーグルなどを付けると、衛生的な不快感や転倒などの危険性があるので、安全性を確保したうえで爽快感や開放感を得られるものはないかと考えていました」

このような思いで新たなコンテンツを模索していたとき、町田氏が求める技術をもっていた株式会社バーチャルウィンドウと出会い、vFitが実現した。

どんなバイクにも設置可能省スペースで新たな価値を創出

vFitの特徴は、どんなバイクにも対応していることだ。画面上部のセンサーで、マシン利用者の頭の動きとペダルの動きに反応して映像を映しているので、バイクであればフィットネスバイクやスピニングバイクなどの種類やメーカーを選ばず、どんなマシンにも対応できる。通常よりスペースは必要になるが、既存のマシンでジムエリアを含めどこでも設置することができる。

先行導入している株式会社東急スポーツオアシスは「個ジム」として個室で提供しているが、新たにマシンジムの一角での設置が可能な「VF-03」の販売も開始した。

「お客さまから見える場所に設置することで、興味をもってもらうことができ、稼働率も上がることが見込めます。とくに24時間型などスタッフが少ない施設では、お客さま自身で継続のモチベーションを保つ必要があるため、このような楽しめるツールは有効だと思うのです。特別な照明は必要なく、音響はスピーカーで流すこともイヤホン、ヘッドホンで聴くこともできます」

操作方法は簡単で、タッチパネルで実写コンテンツ、CGコンテンツ、レズミルズバーチャル(レズミルズ契約施設のみ)、CGは初級・中級・上級から好きなコースを選ぶことができ、速度や姿勢をアドバイスするトレーナーが画面上でコメントするため、より継続的なトレーニングをしやすい。

導入にかかる費用は本体費用168万円(ʼ20年3月迄は別途キャンペーン価格有)+設置費用+コンテンツ料月2万円(レズミルズを除く)。実写コンテンツとCGコンテンツはそれぞれ3ヶ月に1回新規コンテンツが自動配信される。

若年層の獲得・定着、差別化、付帯収入アップに期待

導入に向いているのは、前述したように24時間型などスタッフ不在のクラブや、バイクの利用が少ないクラブ、遊休スペースがあるクラブ、若年層など新規顧客を獲得・定着を図りたいクラブなど。

都度利用またはVR会員を設けるなど有料で提供することで付帯収入が期待できる。

「フィットネスクラブに通っていても楽しくなくて続かないという人には、新たなコンテンツとして魅力があるのではないでしょうか。また、デジタル世代の若年層はゲーム感覚で楽しめると思います。一方、実写コンテンツは行ったことのない場所を走ることができると中高年層に人気があります。競合環境が激化するなか、差別化になるのではないでしょうか」

将来的には、履歴を管理して、ランキングをつけたり、対抗したりと、ゲーム的要素を強めていくことも考えている。また、省スペースで設置できるため、フィットネスクラブ以外の場所でも展開できる可能性もある。これまでフィットネスクラブに馴染まなかった層が、楽しみながら運動を続けるためのツールとして、今後の可能性が期待される。