FITNESS BUSINESS

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新型コロナ対策緊急アンケート 結果発表

2020.04.13 月 新型コロナ対策 編集部コラム

フィットネスビジネス編集部が独自で行った、2~3月に各フィットネスクラブが行った新型コロナ対策に関するアンケートの結果を発表します。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございます。

ここに寄せられた課題や施策へのご意見などございましたら、kenmochi@fitnesclub.jp (剱持)までご連絡ください。また、緊急事態宣言発令後の各クラブの施策などについて、改めてアンケートをとらせていただきます。ご協力くださいますよう、お願いいたします。

併せて、ウェブページおよび「フィットネスビジネス」「月刊NEXT」などにてご紹介させていただきます。

■アンケート概要

実施期間:4月6日~4月10日

回答者 人数:76名

属性:経営者35.4%、支配人・マネージャー27.8%、業務委託のトレーナー・インストラクター17.7%、一般社員13.9%、その他5.2%(パート・アルバイト、新規開業予定者、PR担当など)

勤務先業態(複数選択可):総合クラブ(キッズあり)39.2%、総合クラブ(成人のみ)13.9%、パーソナルトレーニングジム19%、ジム・スタジオ型6.3%、ジム6.3%、24時間ジム(5.1%)、その他(スタジオ、ホットスタジオ、サーキット、公共施設など)

<来館時の対応>

FIAガイドラインのホームページ・店頭掲示・書面配布 60.8

消毒利用の推進 87.3

受付時の体調確認 57

マスク着用の推進 57

検温(クラブ・自宅にて、任意) 43

海外渡航歴、家族感染者などの確認 39.2

検温(受付などにて、必須) 31.6

その他 店舗用ガイドラインの掲示、距離をとって接客、37.5度以上の場合問診票記入・利用不可、医療用手袋の着用、ゴム手袋の配布、次亜塩素噴霧器設置、新規顧客受け入れ停止

<運営・接客について行ったこと>

マシン・スタジオの除菌・清掃の徹底 92.4%

常時換気・時間を決めた換気 92.4%

スタッフのマスク着用 84.8%

更衣室・水道・トイレ・ドアノブなどの除菌・清掃の徹底 79.7%

スタッフの業務前検温 74.7%

除菌シートの設置(タオルから使い捨てに変更) 63.3%

イベントの中止・延期 63.3%

スタジオ定員削減 53.2%

マシン利用一部休止(1台ずつ空ける)・マシン間隔の見直し 41.8%

スタジオ利用休止 49.4%

パーソナルトレーニング休止 15.2%

プール利用休止 11.4%

サウナ利用休止 11.4%

※各エリアの利用制限については、付帯していない施設も含まれるため、「行っている」に該当しない施設がすべて「行っていない」ではありません

<休業等に伴う対応>

休業していない 41.8%

休業期間分全額返金(翌月充当含む) 20.3%

無償での休会を認める 17.7%

全館休業、一部返金 6.3%

館内一部休業、返金なし 5.1%

その他 休業してないが見舞金として返金、振替対応、特別休会措置(月会費0円)、回数券有効期間延長など

<休業した場合、アルバイトや業務委託トレーナー・インストラクターへの補償>

補償なし 23.6%

全額補償 9.2%

パート・アルバイト6割補償 9.2%

トレーナー・インストラクター6割補償 7.8%

トレーナー・インストラクター5割補償 13.1%

その他、補償は3割~7.5割ほか割合について示していない回答があるほか、検討中の企業も多数。また休職補助金を申請すると回答した企業もある。

ウェブやアプリなどによるレッスン提供>

「行っていない」が3割以上にのぼるが、YouTube、Instagram、ZOOMなどを活用し提供しているという回答が6割程度あった。これらの提供方法として、自社のホームページやSNSに掲載するほか、LINEやメールにて会員さまへURLを案内しているクラブもある。動画レッスンを配信しているなかには、ライブ配信しているクラブとコンテンツを提供しているクラブに分かれる。

<退会抑制のために行っていること>

「無料での休会を勧めている」「除菌・消毒や換気を行うことで安全性を強調している」という回答が多い。「会員さまへのメールや電話によるフォロー」という回答も多く、フォローの内容としては「体調確認」「動画レッスンの案内」などのほか、特に内容は決めていないがコミュニケーションのために行っているクラブもあるようだ。

<お客さまからのお問い合わせ>

お客さまからのご意見として、安全管理への疑問や不安、会費返還要求、スタジオ再開への反対意見、電話による休会・退会手続きの希望などがある。また、お客さまだけでなく近隣住民から「なぜ営業しているのか」などのクレームも発生している。

その他、業界で共有したいこと、課題、薦めたいサービス・商品など>

いただいた回答から、一部表現の変更や固有名詞の削除など、修正しています。

● 課題・疑問

「各店の営業状況」(経営者)

「会費などを6ヶ月縛りなどしているクラブがどのような対応しているか」(経営者)

「感染者がいた場合の対応対策」(支配人・マネージャー)

「長期無利用者へのアプローチ」(経営者)

「退会防止策」(経営者)

「従業員、フリーインストラクターへの補償・対応」(支配人・マネージャー)(業務委託のトレーナー・インストラクター)ほか多数

「休業手当をクラブに申請できるのか、またどの程度の補償が適正なのか」(業務委託のトレーナー・インストラクター)

「業務委託やパートへの助成金情報」(支配人・マネージャー)

「市区町村主催委託事業に対しての休業補償」(経営者)

「会員さまに対するITでの各種フォローアップの方法」(支配人・マネージャー)

「動画コンテンツなどのサービス」(経営者)(業務委託のトレーナー・インストラクター)

「ネット環境がない高齢者会員の対応・サービス提供方法」(業務委託のトレーナー・インストラクター)

(経営者)

「収束後の営業及び売上増収案(キャンペーン以外)」(支配人・マネージャー)

「休会した方への再入会のための方法」(経営者)

「停止中のサービスの開始タイミング」(支配人・マネージャー)

「新規の入会の獲得」(経営者)

「自粛と在宅が進むと健康を害するのはほぼ確実なため安全担保した上での運動集合機会など(学校の校庭でソーシャルディスタンス確保して行うエクササイズ等)」(一般社員)

「再開後の集客施策」(一般社員)

● エール

「借入してでも雇用を守ろう、乗り切ろう」(経営者)

「今はみんなで耐え、来ていただいているお客さまへサービスを心がける」(支配人・マネージャー)

「「パーソナルセッションがあらためて、生活の一部になっていることに気がついた」とお客様よりお声がある。存続し、なくしてはいけないものだと感じている」(経営者)

「収束次第、業界全体でスポーツや運動の再開を促進させる広報活動をしたい」(一般社員)

● お勧めしたいサービス

「サブスクリプションモデルによる商品の定期販売」(経営者)

「次亜塩素酸水の散布」(経営者)

「使い捨て手袋に配布」(経営者)

「休業中の会員限定のオンラインライブ配信の集客方法」(一般社員)

● クラブへの要望

「各クラブともFIAのガイドラインに準じて欲しい」(経営者)

● その他意見

「各クラブの退会、休会の急増は、一種の風評被害。報道各社に対して損害賠償を請求することも検討すべき」(業務委託のトレーナー・インストラクター)

「ジムを名指して不可としているなら助成金を出してくれないと経営が続かない」(経営者)

「感染拡大を防ぐことと同じくらいそれぞれの会社を存続させるためのアクションが必要」(一般社員)

「4月からのスタジオ再開において、クラブ側からはレッスンをすることを前提に再開連絡が来たことに非常に違和感がありました。ラッシュに合う人はそれが不安かも知れないし、クラブに行くこと自体が不安かも知れない。そこに繊細な対応がなく、自分自身の身体を守るためそしてお客様の安全を守るために夜と週末のレッスンを自粛休講という形を取らせて頂きました。スタジオ内はFIAのガイドラインに沿い定員制そして換気等あらゆることに気を配って頂き感謝しています。お客様もその指示通りにしてくださいますが、レッスン後はインストラクターと話をしたい方が多くマスク無しで濃厚接触をしていきます。これは非常に恐怖です! 慌ててこちらがマスクをしたりうまく逃げたりとしましたが、この非常識行為が怖く急にレッスンを代行にした方もいます。フィットネスの火を消さないためにも、また会社として営業しなければ行けない事実もあると思います。また待ち焦がれていてスタジオフリークの方のためにも営業は必要かも知れませんが、営業するならもう少しインストラクターの安全を考えていただければと思います。レッスン中にお客さまに発声しないように言ったところクレームがあったそうです」(業務委託のトレーナー・インストラクター)

「一度いなくなったお客さまは戻って来にくい。会員ビジネスの弱み⁉︎を感じている。一方で自身の健康維持として運動を強く望んでいる方も多く、大半がやはり生のレッスンや環境が良さそうな印象です。自身が感染源となる恐れを抱きながら、現在も出張パーソナルトレーニングを行なっていますが好評を得ています。器具はハンガリー製のE-FITという製品を使用。個人で導入するにはやや費用が高いものだが、レンタルターミナルなど作るなど対応は可能。元々、時間のない経営者の方口コミで広げてくださったサービスで場所はお客様のオフィスなどを使っています。時間を買いたい方には出張トレーニングは嬉しいサービスのようです」(業務委託のトレーナー・インストラクター)

「異業種からフィットネス業界への参入に向けて、約2年をかけて検討を進めてきました。21年4月オープンに向けて、6月の取締役会で最終的な事業化の判断をしてもらう予定でしたが、ここにきて逆風にさらされており、事業化の延期や計画中止という可能性も出てきています。新型コロナウイルスに対して、フィットネス事業者の皆様がどのような対策をとっているか、クラブ経営にどれほどの影響があったかについて、業界内で情報共有し、対策を立て、長期的なクラブ経営に役立てるという素晴らしい取り組みにつながると思います」(異業種)

「業務委託インストラクターとクラブの連携や信頼関係の希薄さが浮き彫りになるクラブがあります。一括メールできちんとした状況説明もないまま保証も契約上ありませんと一行でまとめられた一報のみ、モチベーションもさることながら、再開したときに来てくださる参加者のことを想うとほかに仕事を探すに探せない状況で困っています。直接担当者から電話連絡をいただきクラブの状況を説明・確認事項を共有いただき、スタジオ再開まで待っていただく分を保証すると仰ってくれると安心し再開を待てるクラブもあり、真逆の状況があります。クラブから再開まで休業になるので待機するよう指示をいただいた場合、インストラクターは休業手当を要求する権利は発生するのでしょうか。その辺りが明確になれば、クラブ間での補償のばらつきが明らかになるので安心できると考えます」(業務委託のトレーナー・インストラクター)

「施設を営業しているのに、休会費を無料としている会員制クラブが多数あることに課題、疑問を感じました。施設維持のために費用がかかることはやむを得ないですし、サービスとホスピタリティの意味をもう一度業界として理解する必要があるのではないか?と思う」

(一般社員)

「休会者が一時に3割程度出た状況で、休会明けに戻ってきていただけるようなフォローを至急検討・実施すること。しかし休会(最長3ヶ月間)が伸びてしまうようであれば経営の根幹にかかわってします。新規募集も全く入らず、今後の販促予定も全く立たない状況。この状態で自粛要請が出れば、経営継続は大変困難になる」(経営者)

「日頃からWEB配信は手段として準備しておかなければならないコンテンツになっている。手の届く(顔と名前が一致する)会員の醸成が危機に直面した時の本当の価値になって見えてくると思う」(支配人・マネージャー)

※回答方法の不備により、公開できていない質問項目がございます。申し訳ありません。