ジョンソンヘルステックジャパン株式会社(以下、ジョンソンヘルステックジャパン)では、同社のMATRIXのマシンを活用した高強度インターバルトレーニング(以下、HIIT)「MX4(エムエックスフォー)」を提案している。
2019年3月28日にリニューアルオープンしたフィットネスジム JOYFIT24天六(以下、JOYFIT24天六)では同プログラムを導入し、新たな顧客開拓に向けて取り組んでいる。
HIIT 専用スタジオを新設非日常空間を演出
「MX4(エムエックスフォー)」は、ジョンソンヘルステックジャパンが提案するオリジナルのHIITプログラム。
同社の「MATRIX」シリーズのマシンを活用し、20分間という短時間で全身を鍛えることができる。HIITプログラムはその効率性や得られる達成感、仲間との一体感などから、近年、若年層を中心に高い人気を集めている。
その効果に注目したJOYFIT24天六ではリニューアルによりHIIT専用スタジオ新設し、MATRIX を導入。MX4を基本にアレンジを加えた同社オリジナルのプログラム「JOYFITBURNING」として’19年5月よりスタートさせた。
このスタジオは、月会費に追加で1,000円(税抜)を払うだけで、だれでも利用することができる。
「一般的にハードルが高いと感じるHIITトレーニングをフィットネス初心者の方でも楽しめるものにしたかったのです。導入するうえでは、トレーニング効果はもちろん、“お客さま同士の接点”が生まれるグループレッスンのよさを大事にしたいと考えていました。MATRIXの『コネクサス ウォールマウント』は省スペースを実現しながらも、TRXサスペンショントレーニングやバンドを使った複数のトレーニングを同時に多人数で行うことができるので、私たちの想いとぴったりだと思い導入を決めました」
専用スタジオにはそのほか、『S-ドライブ』も導入。これは、全力でのダッシュのほか、横向き、後ろ向きに走ることができる自走式トレッドミルだ。同スタジオではこれら2つの機器を組み合わせて豊富なメニューを提供する。
レッスンに集中できるよう照明は暗めに設定しているが、ときにレーザー照明を組み合わせることで利用者の気分を高めるとともに、非日常空間を演出している。
MX4の魅力はメニューが豊富かつ汎用性が高いこと。すでに150以上のプログラムが用意されているが、今後も続々と新しいトレーニングが追加されていく予定だ。もちろんJOYFIT24天六のように、アレンジを加えてオリジナルプログラムを作成してもいい。
同店では、フィットネス初心者の方にも楽しく参加してもらおうと、基本動作を学ぶ「TRIAL(トライアル)」を中心に、さらに鍛えたい、痩せたい部位に合わせて「CORE(コア)」「ENDURANCE(持久力)」「UPPER(上半身)」「LOWER(下半身)」のプログラムを受けることで、初心者の方でも無理なく「動ける身体」を手に入れられるよう構成した。
「アフターバーンによる脂肪燃焼効果が24 ~ 48時間続くので、シェイプアップにも効果的です。また、大人数で参加できるプログラムなので、皆で励ましあったり、和気あいあいとトレーニングできます。従来のマシントレーニングにマンネリを感じていたり、1人ではモチベーションを保ちにくいという方におすすめのコンテンツとして発信していきたいと思います」
西川氏は、JOYFITで展開することにより気軽に参加するライトユーザーの方が増え、結果的にフットネス業界がさらに盛り上げるきっかけにしたいと考えている。帯広のスイミングスクールからスタートし、現在は総合型からジム・スタジオ型、女性専用施設と様々なタイプの施設を積極的に展開している同社。昨年9月には新たにEMSを導入した施設もオープンしている。
「日本を健康に」という経営理念のもと、コンテンツの幅を広げることでフィットネスが人々にとってより身近なものとなり、フィットネス参加人口を欧米と並ぶレベルにすることが目標だ。
(お話を訊いた方:株式会社ヤマウチ JOYFIT WEST テリトリーマネージャー
西川慧昌氏株式会社ウェルネスフロンティア 経営管理本部 手島 渉氏
/編集:フィットネスビジネス編集部)