データを活用しライフスタイルサポート型クラブへ アトリオドゥーエ たまプラーザ
2016.10.12 水 トレンドサービス
東京、神奈川を中心にフィットネスクラブ、各種スクール事業を展開する東急スポーツシステム株式会社(以下、 東急スポーツシステム)。同社は今年4月より豊田通商株式会社が提供する健康管理システム「からだステーション」 を運営するフィットネスクラブ全店に導入した。今後はクラブ外での運動データも活用することによって、他事業とのシナジー効果を出すことも見据えている。
運動データを活用した取り組み事例として、今回東急スポーツシステムが健康管理システムの導入に至ったクラブ経営戦略~店舗での運用までを前編・後編と2回に分けて伝える。
【店舗インタビュー】アトリオドゥーエ たまプラーザ
いかにお客さまとの"つながり"を強くできるか
2006年にオープンしたアトリオドゥーエ たまプラーザは、今年で10周年を迎える。近年は駅前の商業エリアの再開発の影響もあり、仕事帰りの会社員から地域に暮らす主婦層、高齢層の方まで幅広い方が利用している。また、店舗がある横浜市青葉区は過去に男性の平均寿命が全国市区町村で日本一になるなど、健康に対する意識が高いエリアとしてもなっている。
「からだステーションは、サービス開始当初から、会員様が非常に高い関心をしめしていました」。こう語るのは東急スポーツシステム株式会社アトリオドゥーエ たまプラーザ支配人 比江島 光氏である。店舗導入が決まった際にも、新サービスへの抵抗感は無く、からだステーションを利用してみたいというお客さまの反応が大きかった。
「今後も店舗が持続的に成長していくためには、“お客さまとのつながり”がとても重要になってくると考えています。からだステーションを利用することで、スタッフと会員さまの間でのコミュニケーションのきっかけづくり、健康に関するアドバイスを気軽にやりとりできる環境をつくっていければと思っています。それくらいのポテンシャルがあるサービスだと思います」(比江島氏)
アトリオドゥーエ たまプラーザは今年でオープンから10周年を迎える