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【24 時間セルフ型ジムの現状と未来】ジムスタイル24 初心者でもわかりやすく、コンパクトなマシンを導入

2018.03.23 金 トレンドサービス

ジムスタイル24 株式会社ダンロップスポーツウェルネス

株式会社ダンロップスポーツウェルネスが運営する24時間型ジム「ジムスタイル24」14店舗のうち、4店舗でマトリックスのマシンを導入している。同ジムのお客さまの動向とマシン選びについて訊いた。

20 〜40 代の男女が利用初心者は約4 割

ジムスタイル24のメインターゲットは20 〜40代の男女。郊外でも、駅近で視認性に優れた場所に出店している。マトリックスのマシンを導入しているのは、花小金井店(東京都小金井市)、与野店(埼玉県さいたま市)、板橋本町店(東京都板橋区)、榴ヶ岡店(仙台市宮城野区)の4店舗。会員属性は、いずれも男女比6:4〜7:3、平均年齢30代後半。フィットネス初心者の割合は4割程度となっている。「利用のピークは20 〜23時と、総合クラブとそれほど変わりませんが、早朝や深夜にランニングをするお客さまもいます」

店舗規模に合わせてラインナップトレッドミル、ウエイトマシンが人気

比較的施設規模の大きい花小金井店(110坪)と与野店(104坪)はランニングマシン9 〜10台、ステップ系4台、バイク系が4台、ウエイトトレーニングマシン9種類11台、フリーウエイト(パワーラック1 〜2台、スミスマシン1台、プーリー1台、ダンベル、ベンチ)で構成している。一方、規模の小さい板橋本町店(41坪)は、ランニングマシン6台、ステップ、バイクが各1台、ウエイトトレーニングマシン7種類各9台となっている。いずれの店舗でも、ランニングマシン、ウエイトトレーニングマシンの利用が多い。ウエイトマシンでは、特にロータリートルソーとアダクション&アブダクションが人気で、必ずラインナップに入れている。また、最近ではフリーウエイトエリアの利用が多くなっている。「メディアの影響からか、若い女性のフリーウエイトの利用が増えています。あまりトレーニングをしていなかった方でも、人目を気にせずできるためか、チャレンジしてみようという方が多いようです」

利便性と耐久性に優れたコンパクトなマシンを選定

同社が24時間型ジムでマシンを選ぶ基準は、シンプルな使い方ができるもの、コンパクトなもの、わかりやすいもの、メンテナンスが簡単で耐久性に優れたものの4点だ。花小金井店、与野店、板橋本町店、榴ヶ岡店の4店舗は、カーディオはタッチパネルの利便性のよいもの、ストレングスはコンパクトかつコストパフォーマンスにすぐれたヴァーサシリーズを選定している。「スタッフが不在でご案内できない時間に多くの方が利用されるため、ひとつのマシンで複数のトレーニングができるようなマシンではなく使い方が決まったマシンを選んでいます。操作性も重要視しており、タッチパネル式のわかりやすいマシンを導入しています。使い方はマシンにパネルを貼っており、初心者でも特に問題なく使っていただけています。また、店舗内装デザインにマッチすることも大切にしていて、マトリックスのマシンはデザインやカラーもジムスタイル24に合っていると思います」

今後、より利便性を高めるために、ハード、ソフトともに改善していきたいと考えている。「24時間型ジムの最大の強みは利便性です。初心者でも使いやすいよう、アプリなどのソフトで動画などマシンの使い方やトレーニング方法をご案内することも検討しています。また、昼の利用率を高めるためにショートレッスンなどの展開も始める予定です」

今後さらに増えていくだろう24時間型ジムに初心者が通いやすくなることで、フィットネス参加率の向上を期待したい。