FITNESS BUSINESS

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【グループエクササイズ】4社による座談会-フィットネスクラブ各社の現状と課題

2017.05.24 水 トレンドサービス

—お客さまにグループエクササイズへ参加してもらうために行っていることはありますか

オークスポーツクラブ:当社では、入会されたばかりのお客さまに対して、「サポートシステム」というスタッフがそれぞれの会員さまのレベルに適したトレーニングやプログラムメニューのアドバイスを行う制度を導入しています。最初から大人数でのスタジオプログラムに抵抗がある方に対しては、2~3名程度から参加できるストレッチや、体幹トレーニングなどのスモールグループレッスンに誘導することで、グループプログラムの楽しさ実感してもらえるようにしています。

ルネサンス:グループプログラムを展開しているクラブでは、入会時のフロントでのご紹介、その後、ジム内での簡単な身体データ計測時のご紹介の2ステップは必ず行うようにしています。それ以降については、各クラブが集客を強化したい属性やプログラムに応じて、それぞれがフローに沿って集客に向けたアプローチを行っています。

オアシス:当社ではグループレッスン担当者に限らず、全スタッフに対して「モチベーションテクニック」というスキルの習得を目指すように働きかけています。このスキルはお客さまのニーズや希望をしっかりとヒアリングし、それに合ったトレーニングやレッスンをお薦めするコミュニケーション力を向上させるためのものです。これを習得することで、よりお客さまに対して最適な提案ができるようになります。

こうしたヒューマンスキルの向上に加え、IPadによる電子入会受付時には、プログラムのレッスン風景を動画で閲覧していただくなど、デジタルならではの強みを活かした取り組みもテスト的に導入をしています。また、入会後3ヶ月以内の方しか参加することができないクラスを設け、スタッフによる手厚いサポートを行うことで、その後も継続的にレッスンへ参加していただける環境づくりに力を入れている店舗もあります。

メガロス:現場で直接お客さまとやりとりを行うキャスト(スタッフ)がグループレッスンを担当することで、スタジオに入るまでのハードルを少しでも下げられるようにしています。昨年度からはキャストが行えるプログラムの本数を増やすための取り組みとして15分間のHIITやヨガプログラムを展開しているほか、今年度からは自社開発の「Gazeシリーズ」「美尻クラス」などキャストが行うことができるプログラムを積極的に拡充しています。

—ありがとうございました。

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