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100万人の健康情報収集へ-米オバマ大統領

2015.01.31 土 テクノロジー

米オバマ大統領は30日、アメリカ国民100万人の生活習慣遺伝子情報病歴といった健康に関する情報を収集し、医療に役立てる計画を発表した。

オバマ大統領は20日の一般教書演説で、がんや糖尿病などの患者個々人に合った適切な治療を施す「精密医療」を推進する方針を発表した。100万人のデータ収集はその一環で、国立衛生研究所(NIH)が主導してボランティアを募り、調査に協力してもらう。

医療関係者は集められた情報を活用できるが、個人のプライバシーは守られる。大統領はホワイトハウスでの演説で「こうした新たな情報は、医師が(病気の)原因や、いつかは治療法を発見するのに役立つだろう」と期待した。