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ルネサンス「カラダかわるセミナー」の提供を開始

2019.05.22 水 新商品・サービス

メタボリックシンドローム予防・改善のための 新サービス

株式会社ルネサンスは、メタボリックシンドロームの予防・改善のための『カラダかわるセミナー』を開発し、健康経営※1 のサポートをより実践的に推進していくことを発表した。

サービス開始の背景

国が進める「健康寿命の延伸」を受けて、健康経営や保険者(健康保険組合等)とのコラボヘルスに積
極的に取り組む企業が着実に増えている。しかし従業員の健康については、未だ大きな課題があるという。

健康日本 21※2では、メタボリックシンドロームの該当者と予備群の数を、2008 年時点での 1,400 万人か
ら 25%削減することを目指していたが、2015 年には 1,412 万人と増加の傾向になっている。

また、2017年度の特定保健指導は実施率 19.5%(対象者約 492 万人に対して、終了者約 96 万人)と、前年より実施率は向上しているものの、目標の 45%に対しては大きな乖離があるためだ。

同社は、スポーツクラブ事業を通じて1,500を超える企業や保険者の健康経営やコラボヘルスの推進を手伝い、その結果として、健康づくりにおいては、働く環境の整備と合わせて、従業員が自らの力で健康行動を実践するための健康教育の導入が何よりも大切だとの考えに至ったという。

そこで、NPO 法人健康経営研究会 理事長 岡田邦夫氏の監修のもと、新たに「カラダかわるセミナー」を開発し、これまで以上に職場の健康づくりをサポートする取り組みを開始することとなった。
※1 NPO法人健康経営研究会の登録商標
※2 厚生労働省が実施する、21 世紀において日本に住む一人ひとりの健康を実現するための、新しい考え方による国民健康づくり運動

カラダかわるセミナーについて

本セミナーは、メタボリックシンドロームと診断され、繰り返し特定保健指導の対象となってしまっている方を主な対象とし、参加者一人ひとりが主体的に健康づくりに取り組むためのプログラムだ。
具体的には、アドベンチャークイズやエクササイズ等、ゲーム感覚で参加できるプログラムを受講しながら、健康リテラシーを高めていく。特にメタボリックシンドロームの改善に必要な知識については、体重のコントロール方法だけではなく、中性脂肪や血糖値、血圧などの検査データの改善に向けて必要となる正しい知識とスキルを習得していただき、実践につなげていく。

具体的なプログラムの特徴

1.明確な改善期限の設定
メタボ脱却のための期限を「2ヶ月間」とすることで、集中的な改善を図り、より積極的な改善を促し
たい場合には、健康診断受診の2ヶ月前のセミナー実施を推奨する。

2.メタボ脱出の正しい知識
参加者が、メタボ改善のために必要となる健康行動について、その根拠をしっかりと理解しできるように
働きかけます。自分ゴトとして取り組む力を養うことで、リバウンドへの対処能力も身に付けられる。

3.最適な行動目標の設定
効果が期待できる「11」の健康ソリューションの中から、自らにとって必要な健康行動を選択する力を
育むことで、より具体的なイメージと実践を後押しする。

■プログラムの内容
✔ 生活習慣チェックをする
✔ 改善の必要性を理解する
✔ 改善のための実践方法を知る
✔ 具体的な行動計画を立てる

今後の展開として、本セミナーと、具体的に取り組める「実践型運動プログラム」及びレコーディングできる「カラダかわるNavi」を組み合わせることで、継続をサポートする「ダイエットパッケージ」として販売していく予定という。