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親子で鼻にピンポーン!互いの心を尋ねてみる。(株)フィットネスビズ代表取締役社長。プロサッカー選手を目指すも挫折、フィットネス業界ではトレーナーやマネージャーを経験し、開業集客などを多数担当。現在はクラブ運営と収益改善のコンサルティングを実施。得意分野はマーケティングとマネジメント。伊藤友紀Pro le 皆さま、こんにちは。今号もいつも通り、事例を交えながら、顧客創造につながるキーワードを取りあげます。 早速ですが、今回のキーワードは「ひらパー的アプローチ」です。 これは先般に年間来場者数100万を突破したひらかたパークにおける一連の取り組みを指した私の造語です。まず、ひらかたパークについて簡単に説明すると大阪府枚方市に位置する日本最古の遊園地であり、テーマパークの老舗です。私たちフィットネスクラブに例えるなら業界の勃興期からある築30年~40年もののクラブと言ってもよい存在でしょう。そんなひらかたパークの直近の状況はと言えば、2012年度の年間来場者数が94万人、翌2013年度に95万人、そして2014年度は前年比110%超の約105万人となっています。これは築30年以上の既存店フィットネスクラブで右肩上がりに会員数を伸ばしていると思ってもらえれば、その特異性が分かると思います。さらに付言をしておくと最寄りの競合であるUSJは同年にハリーポッターのアトラクションを投入し、大がかりな投資をして集客をしているなかで先の数字を叩き出しています。 では、どうやってそれを実現したかですね。その中心は「プロモーション」と「ソフトによる活性化」です。前者から説明をしますが、この2014年度におけるプロモーションの最大の特徴は今で言うところの「ストーリー性」にあります。ひらかたパークでは以前から同市出身であった岡田准一さんを「超ひらパー兄さん」としてイメージキャラクターに起用をしてきましたが、2014年はそれを園長に格上げします。その一方で「100万人達成できなかったらさようなら」という衝撃的かつ過酷なミッションを背負わせ、その模様をCMにして流したり、サイトでは特設ページを作って園長の取り組みや来場者数の経過報告をするなど面白みのあるプロモーションを展開し、これが来場者増に寄与したのは間違いないでしょう。また新サービスで人気を博したのが「目隠しライド」です。こちらは「兄さんアイマスク」と称した岡田さんの目元がプリントされたアイマスクをして絶叫マシンに乗るというものです。アトラクションそのものは従来と同じですが、そこにアイマスクをして乗ることで、これまでとは違った怖さや楽しさをそこに付加しています。これは創意工夫にあふれたソフトによるハードの再活性化であり、非常に有用なアプローチだと思います。 今回のひらかたパークによる一連の取り組みはフィットネス業界において、一定年数を経た既存店クラブが参考にすべき点が凝縮されていると言えるでしょう。先のような観点で自クラブを見つめ直すと、新たな活路が見えてくるかもしれません。マーケティング思考を養う顧客創造のヒントvol.6 「♪あなたはどうしたいの?」 「♪あなたは何になりたいの?」 身近だからこそ、インタビューするような気持ちで家族の気持ちに寄り添うと、愛すべき家族との距離感が絶妙になり時には甘えたり、厳しかったり、許せたり…居心地のいい最幸家族になるのかな~そして自分自身にピンポーン♪自分にインタビューしてみるのはどうでしょう?  皆さん♥ワークライフミックス楽しんで、いい仕事バリバリ楽しみましょうね!*このシリーズは今回で最終回♥ご愛読ありがとうございました。また、次のシリーズで会いましょう!通算54回目連載記事でした! 私の親子のクラスでは(生まれて1ヶ月からの赤ちゃんから!)で親子でピンポーンのコミュニケーション体操を取り入れています。4月から育休明けの職場復帰のママさんに、「赤ちゃんの心に時々ピンポーンしてね。そして、自分の選んだ道に自信を持って!」とメッセージするとママの瞳は輝きを増しピンと背中が伸びてきます。 人間関係は60%位の感じで付き合うのがいいと学んだ事があります。それは夫婦でも親子でも…その位がいいみたい…。皆さんはどう思われますか?子どもとママは別の人格を持った人間同士…とわかっていても、280日自分のお腹の中にいたわが子…。「この方がこの子のためになるだろう」「うちの子は、こうあって欲しい…」と思ってしまうことが多いかも…(私も含めて!) 週に500名の親子さんに出会うわたしは、折にふれこのお話をすると、ほぼ皆さん全員頷かれます。 「そういう私も、子どもが23歳と21歳になっても、未だにこうだろう…この方がいいな~なんて思っちゃうんですよね~」と本当のところを打ち明けます。「あー、なんだ先生もか~」と安心顔! ワーキングママは、もっと子どもと一緒に過ごすしたほうが良いのかな?…と立ち止まることもあるかもしれませんね。私は、何度も何度も立ち止まったり振り返ったりしながら、前に進んでいます。それは今でも同じです。皆さんはいかがですか? 離れている時間も心に家族が感じられるように、大切な時間は心にゆとりをもってピンポン~ ピンポーン♪ 「♪今日は、どんなご機嫌ですか~?」 「♪お風呂掃除しといてくれてありがとう!端っこまでピカピカだけどなんかコツでもあるんですか~?」Pro le上田泰子YASUKO UEDA日本体育大学女子短期大学卒業。1988年ジャパンカップ女子シングル優勝。日本体育大学体操競技部コーチ、日本大学非常勤講師などを経て、現在OKJ代表。フィッシュオイル栄養普及大使(仮)。AVIAマスターエリートhttp://homepage3.nifty.com/okj/ 夫、子どもの自分の心にご訪問ピンポーン! 時には、インタビュー!自信をもって子育ても仕事も!今を生きる!一生輝くママに送る おしゃべりカフェ フィットネスイスラクターは、ワークライフミックスがいい!第6回最終回 YASUKOママの44May,2015 www.fitnessjob.jp

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