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February,2014 www.fitnessjob.jp17 リハビリ専門デイサービスのレコードブックは、入浴や昼食のサービスは行わず、運動の提供をメインで行い、老化現象による体力・身体機能の低下を前提にしたサービスを提供するシニア向けのフィットネスクラブ。高齢者の方々は、自発的に運動を行いにここを訪れる。そんなレコードブック浅草で働く植竹麻美さんは、2013年4月に新卒で入社したばかりの新入社員。休憩をはさみながら3時間行う運動プログラムは、高齢者にとって決して楽ではないが、植竹さんのハツラツとした笑顔を中心に、同店は終始大きな笑い声に包まれている。 昔からバスケットボールが大好きだった植竹さんは、ケガをきっかけにトレーナーという道を志した。大学在学中に健康運動指導士の資格取得を目指し、その授業の一環で20人程度の高齢者を前に、身体を動かす簡単な運動指導を経験した。 「人前で話すことはもともと苦手だったので、とても緊張しました。しかし、回数を重ねるうちにコミュニケーションをとることが楽しくなり、高齢者の方が自分の伝えた運動を一生懸命行ってくれる姿にすごく胸を打たれました」 この経験をもとに、子どもや成人に対して、『先生』という立場で何かを伝えるのではなく、人生の先輩である高齢者の方に学びながら運動を伝えていくことが自分に合っていると感じたという。トレーナーの中でも高齢者への運動指導を行いたいという気持を強くした。 昔からおじいちゃん、おばあちゃんが大好きだったという植竹さん。就職活動では、他の業種を知ることも大切だと思い、営業職や事務職も受けてみたが、他を知るごとに高齢者の運動指導への想いはさらに高まったという。その中でもレコードブックを運営する株式会社インターネットインフィニティーの企業理念には強く共感し、採用が決まった時は思わず涙を流し喜んだ。周りのスタッフに支えられ、入社1年目として活躍する植竹さんは、いまは高齢者の方とお話しすることが何より楽しい瞬間だという。 「『疲れたけどスッキリした』『来てよかった』そう言って頂けることが何よりうれしいです。いまはまだトレーナーになったばかりで必死の毎日ですが、プログラムを自分で作ることができるので指導のやりがいもあり、とても充実しています。先輩トレーナー達から話し方や指導方法、コミュニケーションの取り方などを学び、自分なりに工夫して指導を行っていき、いつかメイントレーナーとなり店舗の顔として活躍できる日を目指して頑張っていきたいです」「また来たい」と思って貰える〝店舗の顔〞になるレコードブック浅草 トレーナー植竹麻美さん(23)トレーナーとして勉強を怠らず、『植竹さんがいるからまた来たい』と言ってもらえるトレーナーになる努力は自分を裏切らない2014年の目標好きな言葉→株式会社インターネットインフィニティーの求人募集はP36をCHECK

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