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January,2014 www.fitnessjob.jp5News Pick Up 10/Key Words & NumbersKey Words & NumbersKey Number3.3%健康経営日系MJによる「第31回サービス業総合調査」によると、2012年度のスポーツ施設全体の売上高は3.3%増で前回調査に比べて改善した。大規模・総合型の施設展開を中心とする大手企業は増収となる企業が多かったが、伸び率は鈍化。その一方、小型専門型の施設を展開する企業の伸びが目立った。Key Number38.6兆円厚生労働省が11月14日に発表した2011年度の国民医療費は過去最高の38.6兆円だった。国民医療費は3年連続で1兆円以上増え、国民1人あたりで始めて30万円を超えた。13年度には40兆円を突破する見通し。また25年度には年金を含む社会保障給付費総額(自己負担除く)は149兆円に達すると推計されている。Key Word加齢による筋肉の減少(サルコペニア)が原因で起こる肥満症。筋肉の減少とともに脂肪を燃焼させる力が低下したことで脂肪が蓄積しやすい体質となり、肥満が進行する。糖尿病や高血圧症などになるリスクが高まるほか、要介護となる原因にもなる。対策は、筋トレとプロテイン摂取により筋肉量を増やすこと。サルコペニア肥満Key Number健康経営とは、米国の心理学者ロバート・ローゼンが提唱した概念で、企業の持続的成長を図る観点から従業員の健康に配慮した経営手法のこと。近年日本でも取り組む企業が増えている。三菱電機はグループで社員の健康増進に取り組み、10年間の累計で70億円の医療費節約効果があったと試算している。ニュースなことば、ニュースな数字News Pick Up 10健保組合に組合員の健康情報の電子化や健康づくりのための指導の実施を促した、政府の成長戦略が健保向けにサービスを提供するIT企業やフィットネスクラブにとって追い風となっている。健保向けサービス、政府の成長戦略で追い風タニタは福利厚生の一環で導入を望む企業向けにサーキットトレーニングの機器や運動方法などをパッケージにして供給する事業を始める。価格は420万円の機器料金と指導料。メガロス、24時間営業・小型ジム業態の展開を開始同社は2014年1月に24時間営業の小型ジム「デイオス24」の1号店を板橋区成増(東京)にオープンする。今後多店舗化を進める。ティップネス、学童保育サービス導入施設を5年で20ヶ所へ同社は、宮崎台店(川崎)に導入した学童保育サービスが好調のため、導入施設を増やす。今後5年間で約20ヶ所に同サービスを導入していく。米グーグル、ビデオチャットによる相談サービスを開始米Google(グーグル)は、11月4日、ビデオチャットで専門家からアドバイスを受けられる有料の相談サービス「Helpouts」を発表。フィットネス分野でも活用が広がる可能性がある。南青山にブティック型スタジオ「ココロハ」がオープン2013年11月の10大ニュース介護保険、高所得者は自己負担増へ社会保障審議会は、2015年度から高所得者の介護費の自己負担を現行の1割から2割に引き上げるとした厚労省案を了承した。ジェクサー大宮がリニューアル、大型ホットヨガスタジオを新設ジェイアール東日本スポーツは、「ジェクサー・フィットネスクラブ大宮」を12月1日にリニューアルオープン。大型ホットヨガスタジオ(55坪)などを新設した。シニアの介護ボランティア、「ポイント制」で広がり静岡県、メタボ率2年連続で全国最低2011年度の特定健診で静岡県内のメタボリック症候群の割合は12.92%で2年連続で全国最低だった。11年度の注意喚起が奏功した。東京・南青山に“美と健康”をコンセプトにしたブティック型スタジオ「COCOLOHA(ココロハ)」がオープン。ビクラムヨガやパーソナルトレーニング、骨気セラピー、エステなどのサービスを提供。同社は、介護予防型デイサービス第2号店となる「セントラルいきいきクラブ南鳩ヶ谷」(埼玉・川口)を11月1日にオープンした。セントラルスポーツ、介護予防型デイサービス第2号店をオープンマッドラントレーニングクラスが登場マッドランレースやオブスタクルレースの人気が高まる中、フィットネスクラブでも、そうした大会出場に合わせたトレーニングが話題を呼んでいる。ニューヨークシティのクラブでは、実際の大会で必要とされる、ストレングス、スタミナ、巧緻性、忍耐力を高める高強度のトレーニングを屋外のプログラムとして提供している。強度が高いため、クラスに参加するには5キロ走り続けられることを条件としている。(©Oct.2013,Club Business International)ウォールエクササイズ専用スタジオが新登場カリフォルニア州にオープンしたスタジオにあるのは、「フィットウォール」と呼ばれるエクササイズ用に開発された壁のみ。iPadで運動強度をモニタリングできるこのマシンは、ユーザーに「戦うか、逃げるか」を迫るものとなっている。床に足が設置していないことで、ユーザーは床に落ちないように必死で力を発揮することになり、効率的に身体機能と体力を向上できることになる。(©Oct.2013,Club Business International)スナップフィットネス、北インドに進出米国ミネソタに本拠を置く小規模ジムのフランチャイズチェーンであるスナップフィットネスが、北インドに進出する。同社は2008年にインド中南部に位置する都市であるバンガロールからインドに進出。現在までにフランチャイズ36店舗、会員数は約3万人と好調に推移していることを受けて、新たに資金調達をしつつ、店舗展開を加速することを計画している。現在スナップフィットネスは、アメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、エジプト、オーストラリア、ニュージーランドなどで、合計2,500以上のクラブを直営とフランチャイズで展開している。(©Oct.2013,Club Business International)海外からのニュースNews from the World高齢者が介護施設などでボランティア活動をすると、換金可能なポイントがたまる制度が全国で広がり、介護予防効率化に寄与している。

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