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養成で明日の自分を変える応援します!スキルアップJanuary,2014 www.fitnessjob.jp45 髙井さんが介護予防運動指導員になったのは、ちょっとしたことがきっかけだった。 「フィットネスクラブで子供向けのスイミングのインストラクターを辞めた頃に知人から『髙井さんは性格的に介護予防運動指導員が向いているんじゃない?』と勧められました。私自身、のんびりしている性格でお客様と共にゆっくり成長していく方が向いていると感じていました。新たな分野に進むことの不安より、高齢者の明日、明後日を元気にしていきたいという思いが強かったですね」 介護予防運動指導員養成講座は、栄養学や尿失禁予防のトレーニングなど講義と実技で構成されている。また、講座修了後、委託登録から指導者となるまで研修やアシスタント期間があるので未経験からでも安心して働くことができる。 「高齢者について知らないことが多いと気づきました。例えば、現代でも低栄養になる方がいます。高齢者は料理することが負担となり、食に対する意欲が無くなってしまうのです。また、物が噛めない、飲めないという口腔機能の低下も今まで意識しなかったことです。運動だけでなく、栄養や口腔からもトータルでサポートできる知識や技術を身に付けることができました」 介護予防運動指導員としての仕事はやりがいも大きい。特に気持ちが落ち込んでいる高齢者が会話をすることで心を開き、運動することで気持ちが明るく元気になっていく姿を見ることができるのは介護予防運動指導員ならではだ。 「『歩くのが早くなってきました』『新たな趣味ができたんですよ』『友人と旅行に行くのが楽しくて』。そんな前向きな言葉をもらうことが多いです。介護予防により、生活がアクティブになり更に元気になっていきます。人の気持ちが変化することで、生活や行動が変わっていく様子を見られるのは嬉しいですね」 髙井さんが指導に携わる介護予防教室は3ヶ月12回で提供されている。世間話で盛り上がるなど明るく和やかな雰囲気である。髙井さんは、現在週4回、自治体やティップネスの介護予防教室で主に65歳以上の高齢者15~20名に指導している。 どのような人が予防運動指導員に向いているか伺った。 「運動指導経験などに関わらず、高齢者とお話することが好きな方が向いています。会話をすることで気持ちに変化を持たせることから始めることが重要だからです。実際に運動指導未経験の方や主婦の方が受講しています」 今後も予防運動指導員が増え、一緒に元気な高齢者を増やしていきたいと語ってくれた。高齢者の気持ちが前向きに変化していく様子を見られることが嬉しい運動や栄養、口腔からトータルで高齢者の方をサポートできる実力が身に付きます。髙井聖子さんSatoko Takai健康運動実践指導者。2008年介護予防運動指導員取得後、各自治体事業やティップネスオリジナルのプログラムを担当。医療・体育・福祉を包括的に指導できるスペシャリストを育成しています。活躍の場をひろげてみませんか。介護予防運動指導員養成講座(地独)東京都健康長寿医療センター認定株式会社ティップネス 法人営業部 介護予防係 TEL:0120-937-381 受付時間:10:00~18:00(12:00~13:00と、年末年始を除く)http://www.tipness-partner.jp 担当:成田・福井N8213Y東京 日程:2/4(火)・5(水)・6(木)・20(木)・21(金) 場所:ティップネス本部(東京都港区)・都内ティップネス店舗 時間:9:30-17:30名古屋 日程:3/4(火)・5(水)・6(木)・12(水)・13(木) 場所:名古屋市内会議室・市内ティップネス店舗 時間:9:30-17:3071,400円/5日間(テキスト代・税込)各会場20名下記URLをご覧ください。http://www.tipness-partner.jp/care/lecture/1/8(水)下記連絡先にお電話ください。開催日受講料定員受講資格申込開始日申込方法修了試験に合格後に認定資格が与えられ、(株)ティップネスと業務委託契約が可能です。今後の予定5月北関東、6月神奈川県、9月兵庫県、11月東京都

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