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協会本部のハイハットスタジオのレギュラーレッスンを終了し、地元に根付いたフィットネスを展開していこうと決意した後藤直美さん。個人で活動を始めた経緯、そしてこれからについてお話を伺いました。インストラクターの持つ資格が活かされる場所、指導者を求めている場所は意外と近くにあるものかもしれません。小林 今お住まいの鎌倉で地域に根付いた活動を開始されていますが、そもそもマタニティビクスの資格をとったきっかけはどういう経緯でしたか?後藤 私の初めての子育ては、福岡でした。初めての出産・子育てはそれでなくても不安なのに、知らない土地で、運動もできない環境は、それまでインストラクターをしていた私にとっては辛い経験で、まさかの引きこもり生活になってしまいました。明るい自分だったはずなのに、どんどん負のループに入ってしまい自分でも信じられませんでした。二人目の妊娠時に、マタニティビクスを受けたんですね。腰痛が良くなり、何より妊娠中も運動できるんだ!と感激し、その後、埼玉に引っ越した時に資格を取得しました。小林 産後はみんなの目が赤ちゃ資格取得・講習会・勉強会・施設登録に関するお問い合わせは協会まで〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-25-1 TEL.03-3725-0071 FAX.03-3723-9206HP: http://www.j-m-f-a.jp E-mail:info@j-m-f-a.jp協会プログラムにご登録に頂き指導することができます認定インストラクターは全国の商業スポーツ施設・医療施設場等で活躍しています。マタニティフィットネスのプロになる!小林香織一般社団法人日本マタニティフィットネス協会理事んの方に向かっているけど、お母さんの身体をどうにかケアしてあげないと可哀相ですよね。ご自身もそのような経験をされているので、レッスンでもすごく指導の評判が高かった中、スタジオを辞めて地域に根付こうと決められたのはなぜですか?後藤 鎌倉は住んで5年。積極的に出ているママももちろんいますし、産後支援を行政でも行っています。でも、自分の周りの働くママには、やりたいけどできないという方が沢山いたんですね。また、自分みたいに違う土地から来て出産をして、どうしたらいいかわからない方もいるのではないかと感じた事がきっかけですね。小林 レッスンやイベントを少しずつ始められていますが、フェイスブックやツイッターもある中、チラシを手配りしたと聞きましたが…後藤 自分がどういう人間かを解かってもらった上で参加して貰えますよね。特に自分の身体や赤ちゃんのマッサージをする相手の顔が見えるのは、ママ的にも安心だと思います。実際、ポンポンと話が進んで自分でもびっくりしましたね。小林 産後のクラスは、ターゲットの期間が短いので、その個人ならではの動きの早さは羨ましいです。今はまだ模索中だと思いますが、これからについてどうお考えですか?後藤 将来的には産婦人科も回って、妊娠中からベビービクスの話もしたいです。赤ちゃんへの対応の仕方も、妊娠中から知っておくことで、元気な赤ちゃんになっていくと思います。そして、ママにもイキイキとアンチエイジングを目指して欲しいですね。ママが元気になると、地域も元気になるので。鎌倉の元気のために、役立てればいいなとママの元気は、地域の元気の源!思います。小林 協会としては、産後の身体は本当にボロボロなので、運動やメンテナンスをちゃんとプロの人が見てあげることが、その後のQOLを高めるためには絶対必要だと考えています。プレマタニティ・産後・更年期という女性のライフステージ全体を運動で応援していきたいです。そしてその動きを広めて行くには、後藤さんのような地域の特徴にあった活動の小さい点が増えていくと良いですよね。N7204Y

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