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December,2012 www.fitnessjob.jp7News Pick Up 10/Key Words & NumbersKey Words & NumbersKey Number1,000~1,500mg一日に摂取すると効果的なポリフェノールの目安。1,000~1,500mgはコーヒー3~5杯分に匹敵。缶コーヒーなどでも代替可能。補助的な効果として紫外線によるシミを減らす効果もある。さらに脳の活性化や疲労感の抑止、運動の前に飲むことにより体重と脂肪の減少などの効果も期待できる。Key Number190店舗日本山岳協会によると、「クライミングジム」は、2011年末に全国でおよそ190店舗となった。'07年からの4年間で、およそ2.4倍に増えた。東京都心を中心に増加しており、西武新宿駅前のクライミングジム「エスカラード」の会員数は3千人に上る。会員の約8割が20~40代で男女比は半々。Key Word自らの資源だけでなく、他者がもつ資源も活用し、革新的なサービスやビジネスモデルなどを生み出すのがオープンイノベーション。UCバークレー校のヘンリー・チェスブロウ教授が提唱。フィットネス市場においてもフリーのインストラクターなどのアイディアや技術を活かしてサービス開発に繋げられる。オープンイノベーションKey Number2011年度の医療費は37兆8千億円(概算値)と、前年度より1兆1千億円、率にして5.1%増加することがわかった。原因は高齢者に加え、治療や医薬品の技術革新により、医療費が高額化していることにある。医療よりも予防に注力することやジェネリック医薬品の活用などの対応が求められる。37兆8千億円ニュースなことば、ニュースな数字News Pick Up 10同社はイード社による「イード・アワード2012フィットネスクラブインストラクターの質部門」で最優秀賞を受賞した。ルネサンス、「インストラクターの質部門」で最優秀賞タニタは福利厚生の一環で導入を望む企業向けにサーキットトレーニングの機器や運動方法などをパッケージにして供給する事業を始める。価格は420万円の機器料金と指導料。ボディリペア青山、「90日間完全ダイエット」を強化女性専用パーソナルトレーニングジム「ボディリペア青山」は、エステとトレーニングを組み合わせた「90日間完全ダイエット」メニューをリニューアルし、強化し、主力商品として販売していく。東急スポーツオアシス、ダンス業態2号店を出店同社は10月1日、ダンスに特化した新業態の2号店『THE☆STAGE港北』をオープンした。R-body project、聖路加病院と業務提携同社は、「聖路加国際病院付属クリニック 聖路加メディローカス」と業務提携。同クリニック内のフィットネスエリアにて運動サポートを提供する。フィットネスクラブ大手各社、パーソナルトレーニングが好調2012年10月の10大ニュースNAS、東京・南青山に会員制エステを出店同社は10月4日、南青山に「NASヒートセラピーサロン骨董通り美人」をオープン。溶岩スタジオとエステを組み合わせたコースを提供。'15年3月までに直営エステをおよそ80店開く予定。カーブス、2012年8月期も好調維持カーブス事業を展開するコシダカホールディングスは決算を発表。2012年8月期におけるカーブス事業は1,197店舗、会員数50.3万人と好調。同期の退店は1店のみであった。ブラザー工業、「ジョイビート フィットネスラボ南越谷」を出店同社は、12月上旬に「ジョイビートフィットネスラボ南越谷」をオープン予定。同社のソフト「JOYBEAT」を活用したラボとする。住友不動産エスフォルタ、スタジオレッスン特化型業態を出店同社は11月1日港区の大型マンション内に、大人・子ども両方にむけたスタジオレッスンを提供する施設をオープンする。セントラルスポーツの'13年3月期のパーソナルトレーニングの売上高は前期比25%増の7億円。ルネサンスでも2ケタ成長が続いている。同社はアディダスジャパンと「adidas Performance Training」に関する基本契約を結び、スタッフの資格取得を進めたうえで、同メソッドをベースにしたプログラムを展開していく予定である。米国大統領選オバマ勝利フィットネス業界にも好影響 11月6日に行われた大統領選で、バラク・オバマ氏が再選し、フィットネス業界にも好影響がもたらされることが予想されている。 一つには、オバマ政権が推進してきているオバマ・ケア。2010年3月に成立させた医療保健制度改革で、国民に保険加入を義務付け、保険料の支払いが困難な中・低所得者には補助金を支給して保険加入率を94%程度まで高めようとするものである。現在米国には国民皆保険制度がなく、一般の人々は民間の医療保険に加入しているが、民間保険のほとんどが、フィットネスクラブに入会している人に対して、保険料の割引や、クラブ会費の補助などを行っている。マサチューセッツ州では、国民の保険加入に補助金を出して保険加入をサポートすることを始めているが、これによりフィットネス業界にとっても、州の予算にも大きなメリットをもたらしている。オバマ政権は、これまでに国が保険制度を新設する案を取り下げ、マサチューセッツ州のように保険加入に補助金を出して、民間の保険を活かす方向で制度を構築することが予想されている。それが実現すれば、今後保険システムによってもフィットネス参加が促されることになる。 またオバマ夫人も、「レッツ・ムーブ」というキャンペーンで、子どもの肥満問題に取り組んできており、この3年間、多くの家族を巻き込みながら、子供の健康的な食事と運動習慣をサポートしてきた。 オバマ氏自身もシカゴ在住の時はイーストバンククラブでパーソナルトレーナーをつけてトレーニングに励んでいた。子どもたちもテニスレッスンを受けるなど、自身が健康的な生活を実践していることも、社会にいい影響を及ぼすはずだ。(ⓒOct.2012 Club Business International)海外からのニュースNews from the Worldルネサンス、adidas Performance Training を本格導入

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